上には上がいるもんだ ページ28
「ｯおいロボロ！！！！冗談言ってんなら、殺すどころじゃすまさんぞ！！！」
「なんで嘘言わなあかんねん！！！！俺やって、ｯ、俺やってｯ！！」
ぐちゃぐちゃになった会議室、シャオロンとロボロの顔、オマケにロボロは隈付き。トントンほどでは無いけど。
なんで、こんなことになるんだろう。
おれらさ、なんもしてないやん。
Aだってさ、なんか、呪いかけられるようなことしたん？
「あいつから聞いた！！嘘は言ってなかった！！そりゃ、オスマンじゃないから、信憑性は低いと思うけどさぁ、」
「Aを生き返らすには、コネシマを殺すしかないんや！！！」
それを聞いたコネシマは、頬杖をつきながらシャオロンとロボロの乱闘を見ている。
心無いとか言われるの、そういうところやと思うで。
俺は言葉を上手く処理できなくて、乱闘を止めることも、コネシマを問い質すこともなにもできなくて。
ただただ、グルッペンの顔を見つめることしか出来なかった。
「……コネシマ、北の国第一王子というのは本当だな。」
「おん、ホンマやで。」
「でもさ、ロボロ。もっかい条件言ってくれへん？」
「……北の国の王家の血を継ぐ者を、殺す」
「お前も冷静になれや、今の条件聞いておかしいと思わんの？どうせあの侵入者に誘導されとるだけやで」
あ、そっか、
「”王家の血を継ぐ者”なら、誰でもええんやん」
「あいつの言葉を信じるなら、その通りだな。コネシマの言う通りだ、もう少し冷静になれ、ロボロ、お前ら。」
おかしいやろ。
Aの死、謎の侵入者、Aと侵入者の正体、さっきまでも、コネシマを天秤にかけなければいけないのかとヒヤヒヤしていた。
それなのにまるで第三者のように物事を見るお前らが、怖い。
仲間への執念でここまで冷静になれるお前らが、怖い。
「……じゃあ、北の国と戦争して殺すってことか」
「嗚呼、それが一番手っ取り早いだろう。ゾム、潜入してもらうかもしれない、準備しておくように」
「、了解」
手っ取り早いなんて、理由でしかない。3割くらい戦争したいだけで、他はAのこととか、色んなこと考えとるんやろ。
他人に過干渉もせず、自分にも干渉させず。
俺たちに寄り添っているようで、実はそうじゃない。
Aとグルッペンの間には、なにか、違う信頼がある気がして。
「(いいなぁ、)」
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らてゃいぅ。(プロフ) - あさん» そう言っていただけて嬉しいです！！☺頑張ります💪 (5月6日 14時) (
レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
あ - すっごく面白いです！！これからも頑張ってください！！応援してます！！ (5月6日 2時) (レス) id: 597af49ddb (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - アイリスさん» はい！お試し的なのでこの作品だけ解除いたしました！何かあればまた鍵かけることになりますが…… (3月28日 20時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - あれ、、、鍵、解除されました？ (3月28日 16時) (レス) id: 99053433ca (このIDを非表示/違反報告)
らてゃいぅ。(プロフ) - 森の変出者(ﾝｼｬ)さん» コメントありがとうございます。自分に休息を作りつつ、皆様に最大限の物語をお届け出来たらと思います。温かいお言葉本当にありがとうございます！これからも頑張ります💪 (2月22日 21時) (レス) id: 18a63bb57c (このIDを非表示/違反報告)
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