木兎さん、貴方の妹が冷たいです。

バス ページ42

今日から合宿




私、あかね、柚菜、世良、春さん




そして





？「なんかごめんね。いきなり参加して、、、」






紅「いいですよ。6人おる方が何かと便利やし。」






「なんでこうなった、、、」





長野結衣


ミドルブロッカーで高身長

ブロックに関しちゃチーム一



長「にしてもA。チビで馬鹿なのにテスト平気だったんだね」




「、、、、、結衣さんも無駄に頭働かせてご苦労ねー。ノッポのガリ勉はバレーまだできるのかな？」





どうも馬が合わない






柚「せ、先輩方落ち着いて！世良！ちょっと助けて！！」





小「えー。今無理ー。」




紅「コラッネイル塗るな！昨日爪切れゆうたやろ！」





小「、、、、」





紅「Aー！！」




春「う〜ん。バ〜ス〜に〜よっ〜た〜」






木「お前ら五月蝿え！ちょっと黙れ！」






実は今バスの中

男子バレー部のバスに乗っけてもらってるとこ

小見「いいじゃん。女子が居るんだからちょっとプラス思考で行こうぜ！」

木兎「ヘイヘイヘーイ！赤葦！あとどんくらいで森然着く！？」

赤「もうすぐですよ。木葉さん。これAに回してください。」

前から聞こえる話を何と無く聞きながら結衣と重大な(しょうもない〕口論をしていると、

木「Aー。これ赤葦からー」

木葉さんから袋が渡された

受け取って中を見ると

《エチケット袋と酔い止め、春さんに渡して。あとうるさい。》

と、赤葦の字で書かれていた

細かい気配りだと思い、ちらりと赤葦を見ると目があった。

だが、フッと赤葦が目を逸らしてしまった

最近はもう慣れたが少し傷着く

春さんにエチケット袋と酔い止めを渡して赤葦の手紙を裏返す

シャーペンを取り出し、

《ありがとうだって。後バカはない。》

と書いてふと止まる

ここ数日で考えていたこと







・







・









・



赤葦に告白して、いっそスッパリ振られようか


最近ずっと赤葦のことばかり考えてしまう


それでわかった。


赤葦が好きだって。


でも、赤葦は絶対私の事嫌いだ


だったら振られて諦めたい


シャーペンを紙に向け、





” 好き ”だった





と、書こうとすると


紅「A！」


「わっ！！」


隣から大声で言われて咄嗟に紙をポケットに入れた


紅「降りるで！着いた！」


どうやらもう森然に着いたらしい


「わ、わかった！」


急いでバスから降りた




そして、転けた

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