相棒 ページ22
赤葦と体育館に戻った。
飛び出す前の苦しさが嘘のようにない。
ゆっくりとコートを見回す。
すると、
紅「スカッとした顔しとるな。A。」
「あかね！！」
すぐ後ろにテーピングしたあかねがいた。
「・・・・・腕は？どうなの？」
紅「あんまりえぇ状態とはいえんわ。レシーブ、トスはともかくスパイクはむずいわ。」
「・・・・・・・」
紅「言わんとしてることらはわかるわ。A、あんt「バレーがしたい。」・・・・・・言うと思うたわ。」
胸の奥から何かが湧き上がる感覚。
テスト期間明けにバレーボールを持った感覚によくにている。
けど、それとはわけが違う。
何せ 、約二年ぶりだ。
「バレーがしたい。部外者なのはわかってる。けど・・・・・一度でいい。どうか私に試合をやらせてください。お願いします。」
あかねに頭を下げる。
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紅「何言ってんねん阿呆。」
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しばらくの沈黙。
流石に自分勝手すぎたかと思った。
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紅「ダメ言うわけないやろ！アホ！！！」
スパーンと乾いた音がしてあかねが私の頭を叩いた。
パッと顔を上げると満面の笑みを浮かべたあかねがいた。
紅「Aに！最っ高のトス上げたるわ！」
「・・・・・あかね・・・・・あんた、スパイカーでしょ。」
紅「その無自覚天然やめてーな。」
ケラケラ笑いながら私の背中をバシバシ叩く。
心に喜びがジワーッと広がる感じがした。
咄嗟に言った照れ隠し。
その奥に隠された本当気持ちを簡単に感じ取るあかねはやっぱり普通の友人とちがう。
紅「さぁ！！行くで！！うちは！この試合ではセッターやらせてもらう！Aも監督の所行くで！」
・・
「・・・・・・わかったよ。相棒。」
紅「・・・・・・・まってぇな！もっペン言って！！」
「やだ。」
後ろから叫ぶあかねを無視して歩いて行った。
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rye(プロフ) - 26ページ目のとこでスポーツやってる人は爪を長く伸ばせませんし、ネイルもできませんよ (2019年1月30日 11時) (
レス) id: 2ff1dabc30 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 訂正します！お褒めの言葉ありがとうございます！ (2018年12月14日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 夢主ちゃん可愛い！赤葦くん頑張れ！！…ﾀｲﾄﾙ【復活】冒頭ですが夢主の名前が「木兎」ではなく「如月」になってました。 (2018年12月12日 18時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
サナ - すいません。ありがとうございます！！ (2018年11月30日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - 「もういやだ。１」の赤葦くんのｾﾘﾌ「…『烏野』です。今日は〜」ではなく「…『梟谷』です。今日は〜」ではないですか？ (2018年11月29日 20時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作成日時：2018年11月18日 21時
