馬鹿にするな！！ ページ11
風「ひっさしぶりー。もうアップ始まってるけどあんたは行かなくて良いの？」
「……あなたには関係ない。何故此処にいる」
風「そりゃ、今日の試合の相手だからだよ。で、アップしなくていいの？」
「……できない。バレーは辞めた」
れいの顔が微かに曇った気がした
風「……あっそ。で、何で此処に居るの？バレー辞・め・たんでしょ！」
「相変わらず、その人を小馬鹿にするような口調は変わらないのね。マネージャーだから居るんだけど、なにか？」
風「マジで！マネージャー？！当然女子バレーのだよね」
「……男子だけど悪い？」
れいはフンッと鼻で笑った
風「悪くはないんじゃない？あんたは美・人だから男子に媚び売ってば仕事も少ないだろうね」
拳を強く握る
耐えろ
こいつの口車に乗ってろくな事はない
れいはボールを拾って私の腹にボスンと押し付けた
耳元でれいが言う
風「後ろにいるイケメンあんたのファン？無意識に媚び売ってんじゃない？」
赤葦を馬鹿にした
怒りがふつふつとこみ上げる
れいに掴みかかりそうになる
が、
紅「あんまり、うちの親友馬鹿にするとしばくでれい！！」
何処からか飛び出してきたあかねがれいに掴みかかる
風「へぇ、聞こえてたんだ」
紅「16年間聴力引っかかった事ないわ！じゃなくて！うちらの試合相手やろ！Aにつっかかるなや！！」
すごい勢いでまくし立てるあかね
そのあかねの腕をれいは掴む
風「ふんっ！確かあかねだっけ？いつもAのおまけみたいにくっ付いてたセッター」
紅「！……元セッターや！Aがやめたから、その穴埋めるためにスパイカーに転向してんねん！それに！そんなこと今は関係無いわ！！」
あかねは乱暴にれいを離した。
紅「ケンカ売ってんなら！バレーで決着つけたるわ！！」
風「勝てるの？A無しで。」
紅「うちかて強くなっとるんや！覚悟しときい！」
れいは薄く笑うと歩き出し、途中で振り返ると
風「せいぜい楽しませてね。」
そう言うと体育館の奥に歩いて行った。
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rye(プロフ) - 26ページ目のとこでスポーツやってる人は爪を長く伸ばせませんし、ネイルもできませんよ (2019年1月30日 11時) (
レス) id: 2ff1dabc30 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 訂正します！お褒めの言葉ありがとうございます！ (2018年12月14日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 夢主ちゃん可愛い！赤葦くん頑張れ！！…ﾀｲﾄﾙ【復活】冒頭ですが夢主の名前が「木兎」ではなく「如月」になってました。 (2018年12月12日 18時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
サナ - すいません。ありがとうございます！！ (2018年11月30日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - 「もういやだ。１」の赤葦くんのｾﾘﾌ「…『烏野』です。今日は〜」ではなく「…『梟谷』です。今日は〜」ではないですか？ (2018年11月29日 20時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作成日時：2018年11月18日 21時
