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『皆は行ってきて！スイカ、ルリさんはどんな感じに？？』
ス｢うん、今までより酷い咳き込みなんだよ。ずっとずっと苦しそうなんだよ…！！
スイカも行ってくるんだよ！｣
『……』
優｢どうだ？｣
『今までにない酷さ。咳き込み。
きっとルリさんは____』
……
ル｢ｴﾎｴﾎｯ…！？、ｺﾞﾎｫっ、…｣
ク｢ルリ！！｣
コ｢ルリ姉……｣
ｺｸﾖｳ｢起きなくていい、横になれ。ゆっくり呼吸をしろ！！｣
ジ｢長いことルリ様を診てきましたがこんなに酷いのは初めてです。危険な状態かもしれません。｣
タ｢変な白い粉！アレ飲んでから急によ！？だから言ったのに妖術の薬なんか……！！｣
《千空は膝を地面につける。》
コ｢千空……？？｣
千｢…｣
ｺｸﾖｳ｢千空貴様…！｣
ｶﾞｯ!
《コクヨウは千空の首を握る。》
ｺｸﾖｳ｢あの怪しい薬のせいだ！でなければルリが！ルリがこんなにも急変するわけがない！！｣
コ｢父上…！！｣
千｢ああ、かもな。｣
全｢｢！！？｣｣
ｺｸﾖｳ｢やはり…！！｣
ｽ…
《千空は首に回ったコクヨウの手をどける。》
千｢菌がいきなり本気出してきやがった。周りの無害な菌にまで毒の遺伝子ブチ込んでお仲間増やしまくるっつう技でな。｣
…
『きっとルリ様は診てないからはっきり言えないけど、』
千.貴｢『【肺炎レンサ球菌】様のスペシャル技だ。つまりルリ/さんの病名は…肺炎___』｣
…
千｢たかが肺炎じゃあねえぞ。人類を何億人も殺してきた難病だ。だがな。｣
…
『肺炎は人から人へ伝染る病気。でも、他の村人達に伝染っている様子はなかった。でもこのネズミには感染している。だけど。』
…
千.貴｢『サルファ剤は肺炎レンサ球菌をブチ殺す！』｣
千｢勝ったんだよ、人類の科学はよ…！！！｣
千｢正体が分かりゃもう敵じゃねえ。あとはガンガンサルファ剤ブチ込むだけだ！｣
ｺｸﾖｳ｢まだ言うか貴様！その妖術の毒を__｣
《コクヨウは千空に拳を振りかざす。》
ｶﾞｯ!!
コ｢父上。これは妖術などというまやかしではない。
科学という、人類の英知の結晶なのだ。
私は科学を、そして千空を信じている…！！｣
ク｢おぅよ、俺らもだぜ！！｣
金.銀.ス｢…｣ｺｸﾝ
カ｢ワシもまあなんとなくはの……｣
ジ.タ｢……｣
《もう誰も千空を止めるものはいなかった。》
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春猫(プロフ) - みさきさん» みさきさん！！いつもいつもありがとうございます！！もう申し訳ないぐらいですけどとても嬉しいです…これからも頑張ります！ (2020年1月29日 22時) (
レス) id: 2e17bf7e9a (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！これからも応援してます♪ (2020年1月29日 17時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年1月29日 16時
