【東京リベンジャーズ】私のヒーロー、責任とって愛して。1

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ナオト｢2005年の7月4日、ボクの運命を君が変えた。｣
武道｢え！？
あれは…現実？だってオマエ死んだハズじゃ…｣


ナオト｢君は、タイムリープしたんです！！




そしてボクは生き永らえて、タケミチ君を助けた。｣





__ドクン






ナオト｢タケミチくんはタイムリープしたことで





未来を変えたんです！！｣





___ドクン









ナオト｢タケミチくん…12年前の今日、君はボクにこう言いました。｣



"武道｢姉ちゃんを守ってやれ｣"






ナオト｢ボクは必死に勉強して、"刑事"になりました。｣
武道｢刑事！！｣
ナオト｢姉を守るために。｣


武道｢じゃ…じゃあ橘は！！｣
ナオト｢……｣



ナオトは深刻な顔をしたまま、黙っていた。





ナオト｢すいません、タケミチくん。
姉は死にました。｣
武道｢……｣



ナオト｢考えられる手は全て尽くしたんです。でも…


でも！！｣

武道｢…、｣








ナオト｢ボクに協力してください！！


君なら！

姉さんを救える！！！｣






武道｢オレが…橘を…？｣









武道｢ちょっと、待ってくれ。
まず確認したいんだ、夢女はどうなってる？｣
ナオト｢夢女…さん……

ああ、姉さんと一緒によく家で遊んでいた方ですね…
それにボクの……は、｣
武道｢ん？｣


ナオト｢いいえ、なんでも！！ありませんので！｣
武道｢今、良からぬことを言おうとしたよな？ナオト？？｣
ナオト｢い、いえ、そんなことは……


夢女さんのデータも死亡と書かれています、ただ……不明で行方不明かもと。｣
武道｢曖昧だな……｣



…ということはもし本当にタイムリープがあるなら、


今回、助けられたのはナオトだけってことか。








…



ナオト｢タイムリープ。
この君の"能力"について"ボク"なりの見解がある。｣




ナオトはぶっ飛んでいる。




ナオト｢まず君は2017年7月4日から2005年7月4日にタイムリープした。
つまり君の能力は、12年前の"同じ日"に戻るというものだと分かります。｣


相当ぶっ飛んでいる。














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《1口メモ》

原作
武道｢姉ちゃんを守ってくれ！｣

小説
武道｢姉ちゃんを守ってやれ！｣


"く"から"や"に変えるだけで、自分はできないから託した悔しい言い方と、自分には他に守るものがあるから頑張れ！っというふんわりとした雰囲気が味わえると思い変えました。

1文字だけで印象変わるのすごい。






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