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"『武道は強いよ、……私、何回も助けられてんだから。』"
"日向「夢女は私がもらいます!!
これは宣戦布告だからね、花垣くん!」"
武道「!」
夢女…
橘……
"「都内での東京卍會の抗争は激化する一方、」"
東京卍會……
"「死亡したのは……"橘日向"さん。」"
武道「あれ?」
武道「夢女と橘が死んだのは12年後のこいつらのせいだ!!」
武道「……」
……わかったトコでオレには関係ない…か…
武道「夢女って……どんな顔してたっけ?」
この時代は家は隣だし、とりあえず家に帰ろうか。
……
やっぱり隣だ。
___ピンポーーーン
「はい、どちら様?」
武道「あ、あのオレ、花垣武道……」
「あら、武道くん!
夢女に用かしら?」
武道「は、はい……」
「ちょっと待ってね〜、夢女ー!武道くん!」
___ブツッ
マジで急に来すぎだろ、それにこんな夜遅くに。
迷惑だった、ろうな……
___タタタ…
___ガチャッ
.
『武道、どうしたのこんな夜遅くに?』
武道「____夢女…」
『うん?
てか凄い怪我!私の知らないところでまた喧嘩したな!?』
武道「夢女…、っ、…」
『だから、なぁに?』
あれ?
____ポロ…
__ポロ、ぐずっ
武道「あれ!!?なんで…」
『______…』
武道「なんで泣いてんだ?オレ…
ゴメン!!なんでもない。
帰るよ…顔が見たかっただけだから…」
夢女に背を向け、振り返る。
……急に泣くなんて情けねー。
『なにかあったんでしょ。
武道のウソなんか私に通用しないんだからね。
いつもの武道じゃないもん。』
武道「……」
『小さい頃がずっと一緒なんだからね、分かるから…』
___グイッ…
夢女に顔を掴まれて、夢女の方に視線を戻される。
『武道からちゃんと言って!
なにか言いたいことがあるからここに来たんでしょ、今更遠慮なんていらない。
私は貴方の幼馴染なんだよ!』
武道「……っ、」
『そんな、頼りない?』
武道「…ううん、ゴメン……それとありがとう……」
…そうだ。
いつも怒られてばかりだった。
小っちゃくて、気が強くて
『はぁーー!?
だからなんでそういう時に私を置いてくの!?』
武道「だって……」
『一応私も溝中六人衆って言われてるはずだけどー?』
武道「ご、ごめ……」
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チョコパイ - すいません。厶ーチョも候補に入れて貰う事は可能ですか? (2月1日 22時) (レス) id: 496bb03a01 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - ち と せさん» 初めまして!大寿くんですね、了解しました!協力ありがとうございます! (1月14日 14時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 皐月さん» 初めまして!了解しました!ありがとうございます! (1月14日 14時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
ち と せ(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。大寿オチを見たいです!👀❤️ (12月20日 1時) (レス) @page10 id: 1c4599e2ec (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - はじめまして。一虎、大寿落ちをみたいです!! (12月18日 23時) (レス) id: 3e7a3f5fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2023年11月30日 9時