第6話 「Return」 ページ32
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あーあーあー、ヒナなら絶対に行くと思ってたんだよなぁ。
武道「た、橘…？」
日向「幅、取りすぎだよ！！」
「うっ」
日向「空いてる時ならいいけどさ、お婆ちゃん立ってるじゃん？
空けてあげよっ？」
「ん…」
「うぃす…」
「もっとよれよ…」
不良たちはヒナに言われた通り、詰めて座った。
日向「ありがと！」
「ん？…お、おう…」
「ちっす…」
日向「お婆ちゃん、あっち席空いてますよ。」
「まあ、わざわざすみません。」
日向って昔からこうなんだよなぁ…
正義感強くて、だからこそ心配なんだよなぁ…
『ヒナ、お邪魔して良かったの？』
日向「うん！
夢女には(家族を)いつか紹介しないとって思ってたから！」
『うん？』
家を紹介してどうするんだろう…？
武道「…;;」
『でも、武道まで良かったの？』
日向「うん、花垣くんは夢女と勉強するって先約あったから…」
『まあそうだけど…』
日向「私が二人きりにさせたくなかったって言うか…
あ、ここで降りるよ！」
ヒナに案内されながら、ヒナの家につく。
ヒナ「さて、始めますか。」
武道「おおぉ…」
武道はヒナの部屋をキョロキョロと見渡してる。
そんなに気になる？
日向「どうしたの？」
武道「いやー、女子の部屋に入るなんて夢女以外初めてで…」
日向「そんなに見渡さないでいいの！
デリカシーないな…！」
武道「ごめんなふぁい…
あと夢女の部屋とは全然雰囲気違うなぁって…」
日向「その話詳しく」
武道「えっ」
____トントン
「ごめんねー、急にだから何も無くて…
ヒナが初めて男の子連れてきたのに」
武道「いえいえお構いなく、」
ヒナのお母さんが飲み物を持ってきてくれた。
日向「ママ、もういいよっ出てって！」
「ハイハーイ、彼氏？」
日向「ぜんっぜん違う！！！！」
『そんなはっきり否定しなくても…』
日向「あ、この子は夢女！
私の、」
『ヒナと仲良くさせてもらってます、友達の緑崎夢女です。』
「あら、こちらこそヒナと仲良くしてくれてありがとう〜」
日向「〜〜〜〜ッ」ワナワナ…
『どしたの、ヒナ？』
日向「なんでもッ！！」
ぷいっとしたヒナの頬っぺたは、不満そうに膨らんでいた。
それをぽふ、と掴み潰す。
『わは、かわい。』
日向「〜〜〜！！」
ヒナは顔を真っ赤にして、黙ってしまった。
どうしたんだろ…？
武道「(それはずるい)」
「(あらあらあら？？？)」
母は強し。
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チョコパイ - すいません。厶ーチョも候補に入れて貰う事は可能ですか? (2月1日 22時) (
レス) id: 496bb03a01 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - ち と せさん» 初めまして！大寿くんですね、了解しました！協力ありがとうございます！ (1月14日 14時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 皐月さん» 初めまして！了解しました！ありがとうございます！ (1月14日 14時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
ち と せ(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。大寿オチを見たいです！👀❤️ (12月20日 1時) (レス) @page10 id: 1c4599e2ec (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - はじめまして｡一虎､大寿落ちをみたいです!! (12月18日 23時) (レス) id: 3e7a3f5fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2023年11月30日 9時
