【東京リベンジャーズ】私のヒーロー、責任とって愛して。1

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武道と二人で河川敷を歩く。




武道「(マイキーは"不良"だけど、"悪い奴"じゃない。

少なくとも祭りにトラックで突っ込んで、関係の無い橘を殺しちまうような2017年の東京卍會…
そんな組織のボスでは絶対にない。


何がマイキーを変えたんだろう。)」




武道の隣に不良たちが歩いていく。
めちゃ悪そーな顔……






"ナオト「"佐野万次郎"と"稀咲鉄太"。
2人が出会わなければ今の東京卍會は存在しなかった。」"




武道「あれ！？」
『なに？』

武道「あ…いやなにも…
(どっかで見たことあるよーな…)」

武道はさっき通り過ぎた不良の事を見ていた。

知り合い、だったのかな…？






___ワンワンッ


『うわぁ〜、可愛いワンちゃんですね！
種類は柴犬、ですか？』
「そうよ〜まぁこの子ったら、もうお姉ちゃんに懐いてるわね〜」

散歩の途中だったのかおばあちゃんの犬に飛びかかられる。
そして、舌を出してしっぽを降り続けてる。
…っかっわいい〜なぁ〜！！


『撫でてもいいですか？』
「ええ、勿論よ」
『わははっ、ちょっと舐めないでっ！』


ワンちゃんは私のほっぺたを舐めたり、匂いを嗅いだりしてる。
元気で可愛いなぁ、猫ちゃんもいいけどワンちゃんもいい…！



『武道もほら、撫でてみなよ！』
武道「…っあ、うん！」

ポケーっとわたしのことを見ていた武道を引っ張って座らせる。
ワンちゃんは武道の方に行って撫でてもらったら私の所へ帰ってきてまた撫でた。


『あはは、可愛いなぁオマエ〜！！
ねっ、武道！』
武道「……ん、」

武道は笑った。
少しだけ、感傷に浸るように悲しい顔もありながら。



武道「(絶対に守ってやる…

こんなふうに笑う夢女も、こんなふうに話しかけてくれる夢女も、全部全部好きだから……



絶対にオレが夢女を救うんだ。


いつか、歳を取って一緒に笑ってる未来に変わるまで____)」










……








「やばくね？この写メ！？」
「ダハハハハハハ！！」
「やばい！！やーばいっ、逆にやばい！」

「ダハハハハウケる！」
「やーべっ、マジやべ！！」
「ウケる〜〜ぅ、逆にウケる〜〜ぅ！」



武道「うっせーな…」
『馬鹿だから仕方ないんでしょ』
武道「夢女さん？？」

日向「……」


電車の中でずっとうるさい不良たちが広く席に座り、騒いでいた。
周りの人も迷惑そうにしていた。



日向「ちょっと！」

「「「あ？」」」



ヒナが不良たちの前に行く。





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