【東京リベンジャーズ】私のヒーロー、責任とって愛して。1

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キヨマサ｢とりあえずそのカスにヤキ入れとけ。｣








____ガッ、ドッ……ドスッ





｢カメみてーになってんじゃねーよ！！｣
｢立てコラ！！｣

｢根性叩き直してやるよ！！オラ！！｣




___ガッ、ゴッ



忘れてた


オレはコイツらの奴×隷だった。


東京卍會(コイツら)の言いなり。






｢なんだこのカメ？｣
｢オレの殴るとこ残せよ、レッド｣





___ガスッ、ドッ



｢ダセーヤローだな！｣



キヨマサ｢……｣





無理矢理喧嘩させられて、ヤキ入れられて毎日…




毎日…




生き地獄だった。


だから逃げた。






友達も、大切な思い出も捨てて





武道｢痛って…｣





｢次はもーちょい頑張れよ。
今日はマジしらけたワ｣

｢帰ろーぜ｣
｢ラーメン食う？｣





武道｢あの…｣


｢なんだよ花垣、まだ起きてたの？しぶてーな。｣
武道｢えっと…キヨマサ君達って東京卍會っスよね？



オレ、トップの佐野って人か稀咲って人に会いたいんスけど…
なんとかならないかなー？なんて｣




キヨマサ｢……｣ピク…





武道｢あ、無理ならいいんスけど｣




キヨマサ｢バット持ってこい｣









_____ゴッゴッ、ゴッ




なんの地雷に触れたのか知らないけど、キヨマサにバットで殴られ続ける。





｢オ…オイ、そろそろ止めた方がよくね？｣
｢あ…うん…｣

｢キヨマサ！やべーって！！｣
｢死んじまうよ！！｣









……






…







___ガッ

キヨマサ｢オラ｣



キヨマサ｢起きろ花垣！｣
武道｢……ん…｣



オレ、また気失って…
周りが暗い…もう夜、か？


ズル、と身体を起こすと




武道｢うっ｣



目の前にキヨマサの顔があった。
こえぇよ…





キヨマサ｢次、テメーの口から佐野君の名前がでてきたら、わかってんな？


殺すぞ。｣







怖ぇぇえええぇぇぇ！！


なんだよコイツ！？会話になってねぇじゃん！！

無理じゃん！会えねえじゃん！！
名前出したら殺すってホントに死んじゃうよ！！？

コイツ本当に中学生かよ！！？






東京卍會のトップと接触！！！？
奴×隷みてぇなオレが！！？






___タッタッタッ


武道｢無理だ！！！
無理だよ、ナオトぉお！！｣






忘れてた


完全に忘れてた



"オレ"は"オレ"だ



2度目の人生でもダメなヤツはダメなんだよ。



帰ろう



未来(いま)に帰ろう。








武道｢……どーやったら帰れるんだ？｣









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