【魔入りました！入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.12

第102話 Before→After ページ7

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ダリ｢や〜肌寒くなってきたし、こんな日は鍋！ですかねぇ〜｣
スージー｢ふぃ〜

この時季の食物は栄養もたっぷりで食欲も刺激されますねぇ。｣
ダリ｢ん〜おいしい！


これは是非生徒たちにも食べさせたい！｣
スージー｢あらっ、いいですね！


じゃあ…



獲ってきてもらいましょうか、自力で。｣




《一年生最終実技、収穫祭！！
弱肉強食の魔界において食物の確保は最優先！！

悪魔としての狩猟本能をよびおこし、生を食らう姿こそ美しい！！》




ダリ｢いや〜今年もやって参りましたね！
収穫祭！！こんにちは〜！！｣
スージー｢ふいっ、今年もフィールドは私がご用意しましたよ！｣
ダリ｢よっ！植物の母！！


バビルスの裏庭に巨大ジャングルを設置！！
柵とツルに囲われた戦場には沼地や岩場、洞窟など盛りだくさん！！

今年の試験は個人戦！
皆さん特技を生かしてめざせ優勝！ということで___…




一年生(ルーキー)たちよ！！
準備はいいかーーー！？｣



｢｢｢｢オオォオオォオ！！！！｣｣｣｣




ダリ｢盛り上がってますねえ！！｣
スージー｢なんと言っても一年生の総決算！
この収穫祭での優勝はとても名誉なことですからねぇ！！


前年度優勝者は我らが生徒会長、アザゼル・アメリさん！！
過去の優勝者もその後、着実にランクを上げ魔界の英傑に成長！

収穫祭はいわば有名悪魔の登竜門！！｣


ダリ｢栄光への入口は4つ！
ランク昇級の大チャンス！
みんな気合い入れていけよー！！｣




…




｢見ろよー！
俺、アーマー買っちゃった〜｣
｢俺は武器で精一杯だったわ。
金足りねーよ〜｣
｢これがあれば百人力！！｣


ワルブ｢いや！！
俺、放送師団のワルブのデータによれば！

今年の一年生は粒ぞろい！
強敵ばかりだぜ！


キーム・スパリオにトケル・フォーリン、ジョン・ヴァルノ…
この辺りの生徒はランク｢2｣の中でも武闘派だ！｣



｢へぇ〜、じゃあ｢3｣の生徒は…｣
｢ちなみにお前装備は？｣
ワルブ｢データ集めてて買ってない！｣
｢え〜｣




____｢ギャァァアア！！｣


｢くっせぇえ！！｣
｢なんだこの異臭！！｣

ワルブ｢みんな近づくな、ナフラだ！！
臭いも酷いがなぜかやつに近づいた者は卒倒すると噂の…！！

ランク｢3｣、口無しナフラ！！｣



《最も近づいてはならない一年生、ナフラ》

ナフラ｢……｣





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