第114話 戦場の師匠 ページ47
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イチロ｢俺たちの家系能力、"
師匠がほめてくれたモンなんだ！！
俺たちが大嫌いだった声を好きにならせてくれた人。
俺たちは師匠に救われたんだ…！｣
《煽り孔雀 アンドロアレフス一家
家系能力:
"相手の精神を強制的に逆上させる"魔術。
｢卓上に刃物と孔雀は禁物｣と囁かれるほど。
主に"交渉"の場で暗躍されてきた家系である。》
イチロ｢俺らも小さい頃から"交渉術"を叩き込まれた。
だけど俺らが憧れたのは 戦場の英雄
バビルスに入ったが、やはり戦場の憧れを捨てきれず…入学早々脱走。
ツテもなくアテもなく、最も激しいと噂の北方の戦場に乗り込み、
即瀕死になった。
そんな無様な俺らを拾ってくれたのが、師匠だった。
師匠は俺らを自分の隊に入れて、鍛えてくれた。
体術、戦術、その他たくさん学んだ。｣
_____
イチロ｢師匠！
師匠はなんで仮面なんだ！？｣
___｢ん〜まあ色々と理由はあるけど…
戦場で表情を隠すため…かな。｣
ドロドロ兄弟｢おお〜｣
イチロ｢やっぱり師匠はカッコイイ！なっな！｣
ニロ｢うん！
体術も戦術も得意だし！
僕らの…得意なことなんて…
相手を怒らせることだけだし…
こんな家系魔術…大々的に褒められないし周りからは嫌われてる…
影で動く卑怯者だって…｣
__｢へえ、それはいいね。｣
ドロドロ兄弟｢｢えっ｣｣
__｢"
相手の理性を奪うのは戦闘において非常に有利だ。
撹乱や陽動…仲間の士気を高めることも出来るかも…｣
イチロ｢よっ、ようどう？｣
ニロ｢そんなこと考えたこともなかった…｣
__｢……。
キミたちの声は武器になる。
卑怯でいい、全部使う全力を出す。それが戦場だ。
それでも家系の名が枷になるなら、僕がキミたちに新しい名前をあげよう。
…大丈夫さ、きっといつかキミたちの能力を分かってくれる人が現れるさ。｣
ニロ｢ほんとう…ですかね…｣
イチロ｢…分かんねえ。｣
その日から俺らは"ドロドロ兄弟"。
"兄・イチロ、弟・ニロ"としてこの声を戦いに活かし、戦場で名をあげた。
やっと師匠の役に立てる！！
やっと恩返しができるって、
そう思っていた矢先に…
ドロドロ兄弟｢｢教師になる！？｣｣
__｢急な要請が入ってね…｣
イチロ｢でもっ、師匠は行きたくないんだろ！？｣
__｢それは…｣
ニロ｢だったら！！｣
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海樹(プロフ) - 百合展開とかありがた過ぎる…更新後んばってください(,,> <,,)♡ (2022年12月18日 20時) (
レス) @page27 id: 78c16ccd09 (このIDを非表示/違反報告)
美葵 - 面白くて、何回も見てしまいました。 (2022年10月26日 10時) (レス) id: 1084734db6 (このIDを非表示/違反報告)
うっきゃぁぁぁぁあ！！！(((発狂 - ウッキャァァァァ！！！！ 教師陣やっべェェェェエ！！！！(((大歓喜 (2022年9月18日 15時) (レス) @page9 id: 3e9376e1e0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - お肉より魚派さん» お肉より魚派さん、コメントありがとうございます！エッッッ、まさかジルベールくんが候補に上がると思ってませんでした！！はい、大丈夫です！頑張ります！！ (2022年4月2日 9時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
お肉より魚派(プロフ) - オチにオリキャラってokですか？できればジルベール君お願いします！ (2022年4月1日 18時) (レス) @page16 id: e800e0edc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2022年3月9日 22時
