【魔入りました！入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.12

第109話 クララのおもちゃ箱 ページ34

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エリザベッタ｢よいしょっ


リードくんに食材もらえたわ〜
順調ね〜




さあて…クララちゃんは…
うまくやってるかしら…｣







…






クララ｢ばあっ｣


イルマ｢クックララ！｣
クララ｢イルマちゲット〜、へへへへ。｣
イルマ｢びっびっくりした…｣
クララ｢でっしょ〜、ばっくん！！


久しぶりのイルマちだ〜、よしよし。｣
イルマ｢ぐえっ
(せ、せまい…)｣


クララ｢あんな〜
私特訓して色々習ったよ…

だからね、入間ちに…





みせて、あげる｣



____ググッ

イルマ｢えっ、ちょっ……｣





____コツン…


クララと僕の頭が当たる。





____ずぁあ！

すると一瞬で広い空間、色とりどりなメルヘンな空間に変わった。



イルマ｢！！？
なっ、こっここって…




ん？｣




僕の手が……小さい？





イルマ｢えっ｣



手どころが体ごと小さくなってる！！？





クララ｢よっしゃあ！！遊ぶぜ！！！｣
イルマ｢え゛え゛…ッ！？？｣


クララ｢ようこそ！ここは好きな物がな〜んでも出せる"私(クララ)のおもちゃ箱"です！！｣



《クララのおもちゃ箱

ウァラク家 家系能力｢呼び出し(トイトイ)｣とライム仕込みの幻術を組み合わせた魔術。
クララの衣服の中に引きずり込むのが条件。》



クララ｢さらに入った人をいっぱい楽しますため、子供にする！！のです！｣
イルマ｢へぇええ！｣

クララ｢ってことで遊ぼう、イルマち！！｣
イルマ｢えッ！？｣
クララ｢色々あるよ！
トゲトゲボール改！ガブリンチョ本！
血みどろ嫁姑戦争ままごとセット！｣

イルマ｢でもっ今は…｣
クララ｢オススメはこちら！

隠れんぼしながらリバーシ！攻撃も可！！
"隠レロ"ゲーム！｣



イルマ｢……




なにそれ！？？
すごく面白そう！！やるぅ！！｣
クララ｢なっ！｣



《イルマにも分かっている遊んでいる場合ではないと。
だが"面白い"が詰まったこの空間！
どうしても____…》




クララ｢いっくよー！！｣




《遊びたくて仕方がない！！》




イルマ｢わぁー！！！｣
クララ｢……


(楽しむがいいイルマち！
ここまでは師匠の作戦どおり！)｣




_____




ライム｢いい？
ベイビーちゃん、あなたの魅力は"自由と驚き"。
この2つを活かせればどんな悪魔もあなたにメロメロよ！！｣
クララ｢！！｣









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