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炭治郎「俺は竈門炭治郎!
…君は?」

一歩一歩階段をゆっくり上がりながら彼は聞いてきた。


『…透白夢女です。』
炭治郎「夢女かぁ!
これから鬼殺隊として任務も被るかもしれないし、よろしくな!」

…彼は順応性が高い……。
それに、明るすぎるし人が良すぎる。


炭治郎「夢女のその刀はやけにしっかりしてるな。」
『……先代のを借りてますので。』
炭治郎「そうなのか!
夢女の先代はきっといい人なのだろうなぁ!

あ、俺の師匠もいい人でな!」


彼は意気揚々と話始めようとする。
…でも、それももうおしまい。




『…つきました。』
炭治郎「え…あ、本当だ。
夢女と話すのはとても楽しくて楽だから時間があっという間に過ぎたな!」

私と話すのが楽しくて楽…?
そんなの初めて言われたし、言われることもない。

…私は無口だし、何考えてるか分からないだろうに。
それとも彼はお喋りがすきだから、一方的に話せるのが楽なのか?

……いや、彼にそれは考えすぎか?











黒い髪の子「お帰りなさいませ。」
白い髪の子「おめでとうございます。
ご無事で何よりです。」


広場にいたのは私と主催者の二人を除いて、"四人"しかいなかった。
…最初は何十人はいたのに。






?「……」


蝶と戯れてる女の子。


?「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ…
ここで生き残っても結局死ぬわ俺。」


あ、彼は…確か二日目の。
黄色い頭でやたらブツブツ言ってる子。



?「で?
俺はこれからどうすりゃいい。刀は?」


そして男の子。見たこともないな。
最初のとき、どこかにいたのだろうね。




そして、


炭治郎「夢女、ありがとう。
夢女のおかげで楽に登れたよ。」
『…。』


竈門炭治郎。





白い髪の子「まずは隊服を支給させていただきます。
体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます。」

黒い髪の子「階級は十段階あります。
























今現在皆様は一番下の"癸"でございます。」


癸…。




?「刀は?」

…やたら彼は刀刀刀、聞くな。



白い髪の子「本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります。

さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます。」





_____カァ、カアア…

私たちの上には鴉が数体飛んでいた。


そのまま一匹が私の肩に乗った。




?「え?鴉?これ、」
__「チュンチュン」
?「雀じゃね。」

…確かに。見た目も雀だ。



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.→←第二幕 竈 門 炭 治 郎 と い う 男



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春猫(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます!無一郎くんですね!了解しました! (2021年12月6日 1時) (レス) @page2 id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 私は、無一郎 に一票 です! (2021年11月16日 15時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - はるさん» はるさん、コメントありがとうございます!伊黒さんですね!私なりに精一杯書かせていただきます!ありがとうございます! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 大刀洗さん» 大刀洗さん、コメントありがとうございます!善逸ですね、分かりました!! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 美星子さん» 美星子さん、コメントありがとうございます!煉獄さんですね、かしこまりました! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春猫 | 作成日時:2021年10月12日 12時

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