【鬼滅の刃】鬼 殺 愛 記 『1』

第十七幕 那 田 蜘 蛛 山 ページ48

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……



鴉｢ハッ…ゼィ…｣



？｢よく頑張って戻ったね。
私の剣士(こども)たちは殆どやられてしまったのか。

そこには"十二鬼月"がいるかもしれない。



"柱"を行かせなくてはならないようだ。


____義勇。しのぶ。｣






義勇.しのぶ｢｢御意。｣｣




しのぶ｢人も鬼もみんな仲良くすればいいのに。
冨岡さんもそう思いません？｣

義勇｢無理な話だ。
鬼が人を喰らう限りは。｣





……




善逸side.






俺、嫌われてんのかな。



普通置いてくか？仲間を道端に。
説得しない？仲間なら。

三人で説得してくれたらさ、行くからね俺だって。
それなのに三人でさ怖い山の中へ、すたこらさっさですか。

夢女ちゃんは｢任務ですから｣とかめっちゃカッコイイこと言ってるのに心音は不安な音がすこーーしだけしたのにさ。
本当に可愛いよ。

夢女ちゃんになら置き去りにされても嬉しいし、待てるけど。


あいつらに置き去りにされた俺の気持ちよ。





チュン太郎｢チュン！｣
善逸｢んぁ？｣

チュン太郎｢チュンチュン！！
(いじけてても仕方ないよ。早く仲間を助けに行かなくちゃ！)｣
善逸｢いいな、お前は気楽で…
何にもわかんないよな、人間のことなんて。｣←鳥語伝わらず


チュン太郎｢！！｣ミチイッ
善逸｢イデデデデデ！！｣

手の甲の皮をチュン太郎が嘴で摘んだ。



善逸｢お前っ…可愛くないよほんとにそういうとこ！！
もうほんと全然可愛くない！

鬼の禰豆子ちゃんがあんなに可愛いのに、雀のお前が凶暴じゃ…｣



禰豆子ちゃん？

禰豆子ちゃ……






あ゛ーーーーー！！あいつ！！
禰豆子ちゃん持ってったァ！！




善逸｢なんで禰豆子ちゃん持ってったんだぁーーー！！
とんでもねぇ炭治郎だ！
危ないトコ連れてくな女の子を！！

馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿！！
禰豆子ちゃあん！！！｣






……






夢女side.





____キリキリキリキリ…



鬼殺隊員たちは相変わらず私たちを襲ってくる。



伊之助｢アハハハッ！ハッハァーーッ！

こいつらみんな馬鹿だぜ！！
隊員同士でやり合うのが御法度って知らねぇんだ。｣

最近学んだからってすぐ使かったな。



炭治郎｢いや違う！！
動きがおかしい、何かに操られている！！｣
伊之助｢よしじゃあぶった斬ってやるぜ！！｣

炭治郎｢駄目だ！！まだ生きてる！！
まだ生きてる人も混じってる！

それに仲間の亡骸を傷つけるわけにはいかない！！｣





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