第十六幕 緊 急 の 呼 び 出 し ページ46
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善逸「うへへへ…炭治郎ぉ…」
炭治郎「…」
《炭治郎は困っていた。
禰豆子が妹だとわかるや否や善逸がヘコヘコしだし》
伊之助「ふんっ!!」
炭治郎「うわっ」
《伊之助は所構わず頭突きをしてくる。》
禰豆子「むぅ〜!!」
『…;;』
《禰豆子がやたらと夢女を気に入って、夢女が禰豆子の好き勝手にされて困ってないかと不安であった。》
《骨折が癒えた頃、緊急の司令が来た。
四人共々、那田蜘蛛山へ一刻も早く向かうこと。》
…
炭治郎「では行きます。お世話になりました。」
私たちは体を充分に癒し、那田蜘蛛山に向かう準備をする。
婆さん「では切り火を…」
____カッカッ
炭治郎「ありがとうございます!」
伊之助「何すんだババア!!」
善逸「馬鹿じゃないの!?
"切り火"だよ、お清めしてくれてんの!!
危険な仕事行くから!!」
婆さん「どのような時でも誇り高く生きて下さいませ。
ご武運を…」
…
お婆さんと分かれて、任務先まで向かう。
伊之助「誇り高く?ご武運?
どういう意味だ?」
善逸「(何にも知らん奴だな……)」
炭治郎「そうだな…改めて聞かれると難しいな…
誇り高く……自分の立場をきちんと理解してその立場であることが恥ずかしくないように正しく振る舞う、かな。
それからお婆さんは俺たちの無事を祈ってくれてるんだよ。」
伊之助「その立場って何だ?
恥ずかしくないってどういうことだ?」
炭治郎「それは…」
伊之助「正しい振る舞いって具体的にどうするんだ?
なんでババアが俺たちの無事祈るんだよ。」
炭治郎「…」
伊之助「何も関係ないババアなのに何でだよ。
ババアは立場を理解してねぇだろ。」
なんでも知りたい赤子か。
竈門さんは等々黙ってしまったし。
____ダダダッ
善逸「あっ、加速した!」
竈門さんは走っていく。めんどくさくなったんだな。
…那田蜘蛛山
善逸「待ってくれ!!
ちょっと待ってくれないか!
怖いんだ!!
目的地が近づいてきてとても怖い!!」
…またいつものが始まった…。
伊之助「何座ってんだこいつ。
気持ち悪い奴だな。」
善逸「お前に言われたくねーよ、猪頭!!
気持ち悪くなんてない!!普通だ!!
俺は普通でお前らが異常だ!!
夢女ちゃん除いて!ねぇ、夢女ちゃん!!」
『…一般市民なら普通です。』
善逸「ほらぁ!!」
『……でも鬼殺隊では…』
善逸「えっ…」
伊之助「ほらな!!」
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春猫(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます!無一郎くんですね!了解しました! (2021年12月6日 1時) (レス) @page2 id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 私は、無一郎 に一票 です! (2021年11月16日 15時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - はるさん» はるさん、コメントありがとうございます!伊黒さんですね!私なりに精一杯書かせていただきます!ありがとうございます! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 大刀洗さん» 大刀洗さん、コメントありがとうございます!善逸ですね、分かりました!! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 美星子さん» 美星子さん、コメントありがとうございます!煉獄さんですね、かしこまりました! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2021年10月12日 12時