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《動作中の着地時間・着地面積を最小限にする玖ノ型は、縦横無尽に動くことが可能。
足場の悪い所での戦いに適しており、この回転する部屋に相応しい技だと言える。》
____ピンッ
見えた!!隙の糸!!
炭治郎「君の血気術は凄かった!!」
響凱「_______!」
_____ザンッ
…
夢女side.
清「あの、竈門さんは…」
『……きっと大丈夫でしょう。
私にはそう信じることしか今はできません。』
…私はそこまで鬼の察知能力に長けていない。
……いや、竈門さんが異次元なのか。
だから鬼を倒したのか、分からない。
…竈門さんならきっと分かってるだろう。
……いや、私は普通だ。
私はおかしくない。竈門さんがおかしいのだ。
てる子「夢女さんはお幾つなんですか?」
『…15歳です。』
清「えっ」
てる子「本当ですか?」
『…そんな驚かれる所でした?』
てる子「い、いえ…夢女さんは大人っぽいから。」
清「…」
清さんは俯いた。
もしかして傷が痛むのか?
『…清さん?』
清「…夢女さんは怖くないのですか?
どうして俺たちを守ってくれるんですか?」
『……』
はっきり言えば…
『……もちろん、怖いですよ。』
清「え…」
『…意外、でした?
…鬼と対面する時はいつも胸がギュッと握られ、緊張します。
"生きて帰れるか。"…ずっと不安です。
……でも、人間にはやらねばならぬ時があります。
だから、私は気を引き締めて鬼を倒します。
…私は何もしてない、罪を犯してない人間が身勝手に殺されるのは不条理だと思ってます。
……だから私はあなた達…被害者を守ります。
きっと竈門さんや他の鬼殺隊の人達もその気持ちでしょう。
……どうです?
分かりました?』
清「…は、はい!
……夢女さんは、とても美人で体も華奢で女性らしいのに…
お強い方なんですね。」
『…』
私が強い…
そう感じて安心できているのなら私は嬉しい。
『……そうですか。
嬉しいです、ありがとうございます。』ふわっ
てる子「…!
夢女さん、笑った!」
清「____…」
『…おや、本当ですか?』
てる子「うん、少しだけ口が上がっただけだけど…!
ね、お兄ちゃん…?」
清「…」
清さんの顔が赤くなっていた。
…まさか、怪我のせいで…
『…怪我が悪化したのですか!?』
清「ち、ちが…!」
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_______ガギンッ
『…失礼ですね、後ろから急に。』
鬼「…ケケッ」
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春猫(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます!無一郎くんですね!了解しました! (2021年12月6日 1時) (レス) @page2 id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 私は、無一郎 に一票 です! (2021年11月16日 15時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - はるさん» はるさん、コメントありがとうございます!伊黒さんですね!私なりに精一杯書かせていただきます!ありがとうございます! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 大刀洗さん» 大刀洗さん、コメントありがとうございます!善逸ですね、分かりました!! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 美星子さん» 美星子さん、コメントありがとうございます!煉獄さんですね、かしこまりました! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2021年10月12日 12時