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炭治郎「入ってきたら駄目だ!!」
後ろを見るとさっきの兄妹がいた。
?「お、お兄ちゃん!
あの箱カリカリ音がして…」
炭治郎「だっ…!!
だからって置いてこられたら切ないぞ!
あれは俺の命より大切なものなのに…」
_____ミシッ、ギイイイィ…ミシッ
屋敷の中に変な音が鳴り響いた。
善逸「キャァアアッ」
___ドムッ
『!?』
竈門さんと女の子、私は驚いた我妻さんに押された。
善逸「あっ、ごめん…尻が」
まさかのそこで…
_____ポン
炭治郎「う!」
____ポン
やっぱりこの鼓の音は部屋が変わるのか。
…いや、それとも私たちが移動してるのか?
女の子「ううう…」
炭治郎「!!」
女の子は泣いていた。
……そりゃそうだ。訳も分からずこんな所に一人にされたら怖いだろう。
炭治郎「お兄ちゃんと離れ離れにしてごめんな。
でも必ず守るから。
お兄ちゃんのことも善逸が守るよ、大丈夫。
名前は?」
てる子「てる子……」
炭治郎「そうか、いい名前をつけてもらっ…」
竈門さんはそこまで言うと、てる子さんから視線を外し、廊下の方をを見た。
『…竈門さん。』
炭治郎「……ああ。」
_____ギシ…
次の瞬間、廊下から太い足が出て体も現れた。
体には鼓が刺さっており、瞬時に彼の鼓で部屋が変わると察した。
炭治郎「!!
(いくつかの匂いの中でもこの屋敷に染み付いたきつい匂いだ。
かなり人を喰ってる!!こいつが屋敷の…主!!)」
私たちでいけるか…?
いや、いくしかない。
…
善逸side.
善逸「死ぬ死ぬ死ぬ死んでしまうぞ、これは死ぬ!!
炭治郎と夢女ちゃんと離れちゃった!」
男の子「てる子!!てる子!!」
善逸「だめだめだめ大声出したらだめ!
ちょっと出よう、外に!」
もう終わりだ…
早く出ないと……!!
男の子「なんで外に?
自分だけ助かろうとしてるんですか?
死ぬとかそういうことずっと言っていて恥ずかしくないですか、あなたの腰の刀は一体何のためにあるんですか?」
善逸「ぐっは…グハァッ
すごい切れ味の言葉が…ぐはっ」
めっちゃハッキリ言う子なんだけど、この子…
善逸「違うんだよ、俺じゃ役に立たなから人を…」
男の子「放してください!」
善逸「大人を呼んで来ようとしているんだよ!
子供だけでどうにかできることじゃないから、これは!!」
____ガラッ
俺は入ってきた玄関の扉を開ける。
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春猫(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます!無一郎くんですね!了解しました! (2021年12月6日 1時) (レス) @page2 id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 私は、無一郎 に一票 です! (2021年11月16日 15時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - はるさん» はるさん、コメントありがとうございます!伊黒さんですね!私なりに精一杯書かせていただきます!ありがとうございます! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 大刀洗さん» 大刀洗さん、コメントありがとうございます!善逸ですね、分かりました!! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 美星子さん» 美星子さん、コメントありがとうございます!煉獄さんですね、かしこまりました! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2021年10月12日 12時