【鬼滅の刃】鬼 殺 愛 記 『1』

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『…柱になりたいって言ってましたよね？』
玄弥｢…柱になって、兄貴に会って…

謝りたいんだ。｣


兄に謝る…。





『…なれるかな？じゃなくて、なりましょう。
どんな方法で戦うとしてでも。


……お互い、立派な鬼殺隊になれるように。
毎日、鍛錬を頑張りましょう。


……玄弥くん。』

玄弥｢！
…おうっ、……っ、、〜〜ｯ夢女…｣


玄弥くんはゴニョゴニョしたあと私の名前を呼んだ。
…名前ってそんなに吃るものじゃないよね。


『…締まりませんね。』
玄弥｢わ、悪いな！！
そ、そうだ！その他人行儀な喋り方もやめろよ！
くんもいらないし！｣

『…我儘ですね。
どうしてそんなに望むのですか？』
玄弥｢…だって……





同期だし…




…もう、友達……だろうが。｣




『！』



友達…？
私が？玄弥くんと？

…私と友達になりたいっていう子は今までいなかったのに。
……ずっと鍛錬をしていたから。



そうか、友達…






『…ふ、ふふっ…
そっかぁ…友達か…』
玄弥｢な、なんだよ…恥ずかしいからっ｣

『…確かに友達なら敬語はおかしいよね。
ねっ、玄弥。』
玄弥｢…そ、そうだな。｣



色筆｢カァアアッ！
モウソロソロ時間デス！｣
『…わかった。

じゃあまたね、玄弥。』
玄弥｢ああ、生きろよ夢女。｣
『そっちこそ。』


玄弥と分かれ、南南東に向かう。
…今度はもっと強い鬼かもしれない、弱いかもしれない。
それは分からないけど…



……生きろよって言われたから、勝たないとね。






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