【Dr.STONE】石の世界で愛されてみませんか。3:200万年の在処

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千｢(どっから湧いて出たんだ。この連中…？？)｣


ｻﾞｯｻﾞｯ…


千｢！｣
『？！』

ｶﾞｶﾞｷｲﾝｯ

？.？｢｢！！｣｣


コ｢狼藉はやめろ金狼銀狼！私を救った命の恩人だぞ！！｣


銀｢いやぁダメでしょ、コハクちゃん。そりゃあダメだぁ。よそ者はダメってのはこれ決まりだからねぇ。
村長に怒られるよぅ

(生まれて初めて見たなぁ。いたんだ、ボクらの外の人間！)｣

金｢シンプルな話をしている。ルールはルールだ。

"村の外に人間はいない"

よそ者=過去に追放された罪人。
よって入れるわけにはいかない。
恩人だとかなんとか個人事情は考慮できない。｣



コ｢ほう、ならやむを得ない。
今ここで私と闘うか？

おお困った！2対1(ツーオンワン)じゃないか。
これは君たちが有利だな！｣

金.銀｢｢……｣｣

千｢一触即発じゃねえか。ワッッルい顔すんなテメーはよ。｣
『あ』

千空くんは石鹸を泡立てている。
さっきコハクちゃんが持っていた水がめのお湯を使って。

コ｢(妖術ー！？)｣


千｢…｣ﾌｯ

あ、シャボン玉だ…
懐かしいな子供の頃よく遊んでたや。


金｢覇！！｣
ｳﾞｫｯ


ﾊﾟﾁｨﾝｯ…ﾋﾞﾁｬ…

えーと金狼さんでいいのかな？
金狼さんは槍でシャボン玉をつついた。

銀｢なんだぁこの怪しげな空飛ぶ勾玉は…？｣

え？
シャボン玉のことを知らない…？

千｢はーん…そのレベルね。｣


千｢ククク…な〜〜ら丸ごとイタダけるな。科学力で40人のマンパワー、全員仲間にゲットしてやるよ。
唆るぜこれは……！！｣
コ｢ワッッルい顔するな、君も大概だぞ…｣
『あはは、これが千空くんっていう感じだよ…』

コ｢ならば！まずはとにかく"クロム"の奴をゲットだな。｣
千｢誰だそりゃ｣
コ｢フフフ、役に立つ男だぞ。それに何より一番チョロい。｣







おまけ


『あの〜…』
金｢…貴様は。｣
『貴方が金狼さんですかね？弟さんが銀狼くん？』
金｢よそ者に教える義務など

銀｢はぁい！！そうです！！｣

銀狼、貴様！｣

『金狼さん、さっきシャボン玉で顔に洗剤かかってましたね、ぜひこれで拭いてください。
それでは！』

金｢おい！待て！｣


銀｢…どうしたの金狼？投げ捨てないの？いつもならそうするじゃん。｣
金｢…ふん、今回だけはな。｣
銀｢…ふぅん。｣


金｢(…胸がキュッとする。病気か…？)｣
銀｢(金狼、あの女の人気になるのかな…なんか心臓痛いなぁ…)｣

この二人が"恋"だと気づくのはもう少し先のお話…？

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