【殺戮の天使】殺人鬼たちに愛された末路。12

[TRUEEND] これからの人生 ページ23

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この話は誰にも告白されず、そのままのお話です。







『はぁ、食べた食べたぁ。』

結局、晩御飯を食べてそのまま眠ってしまい起きたのは次の日のお昼。
そして、ダニーさんが作ったお昼ご飯を食べ終わったところだ。



『げ、マイクさんからの着信やば……』
ﾚｲ｢夢女、お仕事？｣
『うん、ちょっと電話にかけ直して来るね。』




……




『はい、もしもし……？』
ﾏｲｸ〔おい！！
今日仕事行くって言っただろ！！！〕
『ご、ごめんなさい……


実は昨日の本当の誘拐でして……逃げ出してきたんです。』

まぁ、嘘だけど。



ﾏｲｸ〔マジか……なら、仕方ねぇな。〕

騙されんのかい！！




ﾏｲｸ〔とりあえず、来い？
いいな？〕
『はーい。


……マイクさん。』
ﾏｲｸ〔あ？〕

『…ありがとう、ございます。』
ﾏｲｸ〔なんだ、気持ち悪い。〕
『人の感謝を！！！』




……




ﾚｲ｢夢女、行くの？｣
『うん、行かないと。
マイクさんが怒ってるから。


ここの家は自由に使っていいから。
みんなで住んで？

私は記者だし、中々帰ってくることないからさ。
それに自宅あるし。


ここが今日から皆の家！
再就活して働いてもいいし、……

ザックはその見た目だから無理だけど。』

ｻﾞｯｸ｢わぁってるよ！！｣




『じゃ、みんな元気でねー！！』






……




ﾏｲｸ｢お、やっと来たか。｣
『ごめんなさぁい！
それでなにか進展は？』


ﾏｲｸ｢昨日、あの港の廃ビルで契約があったらしい。｣
『まじですか。行きます？』
ﾏｲｸ｢ああ。｣

ﾏｲｸ｢容疑者は分からんままだ。｣
『……そうですか。
やっぱり難しいですよね。

痕跡を見つけることが出来ても、本人が確認できなければ意味ないですもんね。』



ﾏｲｸ｢よし、ここで止めて。
ここの路地裏からとにかく他の証拠がないか探そう。｣
『はい！
じゃあ私はこっちを。』
ﾏｲｸ｢何かあったら連絡しろよ！｣
『はーい！』





……



『うわ……この路地裏くっら……』


しかも汚いし……



本当、いつか犯人が見つかればいいのに。

あ、そういえばそろそろ日本に来いってあいつから言われてたな。
面白い怪異が撮れたとかなんとか。




___ﾁｬﾘ……


私はカバンに入ってる、指輪を取り出した。


『H.H……』

貴方は一体誰……？






____ﾗｲｯ

メール……？
あ、マイクさんかな。





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