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.
_____ｶﾞｯ、ｶﾞｯ、ガッ
ﾚｲ｢……！｣
この音……窓から…？
ﾚｲ｢……。｣
｢___なんの音なの！？レイチェル！！｣
…施設の人じゃない？
……だったら……っ
私は扉の前に動かせる重たいものを積み上げた。
…これで簡単には開けられないはず…！
｢……レ、レイチェル！？
何が起きてるの！？
____大変…！
け、警察……
警察を呼ばないと！！｣
____ｶﾞｯ、ｶﾞｯ
窓に近づくと、やっぱり窓から音が鳴っている。
.
__｢________よけろ｣
.
ﾚｲ｢！｣ﾊﾞｯ
_______ﾊﾟﾘｨﾝｯ……
.
ｻﾞｯｸ｢_____…よぉ。｣
ﾚｲ｢……ザック？｣
ｻﾞｯｸ｢____あーあ、お前またつまんねぇ顔してやがんな。｣
ﾚｲ｢……ザック、どうして……｣
ｻﾞｯｸ｢あ？
なにがだよ。 ｣
ﾚｲ｢だって…刑務所にいるんじゃ…｣
ｻﾞｯｸ｢ハッ、…んなもん出てきてやったに決まってんだろ！？｣
ﾚｲ｢_____…っ。
でも、私あの時…
誓いを…背負って持っていくって、｣
ｻﾞｯｸ｢…それがどうしたんだよ。
つーか、勝手に持っていこうとしてんじゃねぇよ！｣
ﾚｲ｢…じゃあ、まだ……
わたしのこと…殺したいって思ってくれている…？｣
ｻﾞｯｸ｢俺だぞ…？
俺が俺の欲しいもん逃すわけねぇだろ！？｣
ﾚｲ｢……っ。｣
___ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ、ｶﾞﾀﾀｯ、
廊下の方からたくさんの音や声が聞こえてきた。
ｻﾞｯｸ｢…早くしろよ。
_____もう、あんまり時間はねぇんだからな。
それとも、お前は…
忘れちまったのか？｣
.
ﾚｲ｢……てない。
____ううん、ザック。
忘れてない、
忘れてなんていない…！！
だって、誓ったもの____
ザックと私、ふたりで誓ったもの！！｣
.
ｻﾞｯｸ｢_____来い！
レイ！！！｣
ﾚｲ｢うん、
……っ
うん！｣
私はザックに飛びついて、窓から外へ飛び出した。
ﾚｲ｢…………ねぇ、ザック。｣
.
ﾚｲ｢__________私を、殺して。｣
ｻﾞｯｸ｢____だったら、泣いてねぇで笑えよ。｣
…No.side.
____ﾊﾞﾝｯ
｢レイチェル！｣
｢いない……｣
蒼い月で蒼く光る部屋には、人影はなく。
……たったあったのは、窓の破片と、
窓の破片に囲まれるように置かれていた、
ナイフだけだった。
.
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ある - うぃぁぁぁぁ？！？！！殺天の時点で神だったのに…。？！？！？！？！被虐のノエル出しちゃいます？！？！あなたもしや神ですね？！？！？！神様ぁぁぁぁぁぁ！！！！！！ (2022年9月19日 14時) (
レス) @page24 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - こうさん» こうさん、コメントありがとうございます！わーー、面白くかけてて嬉しいです！読んでいただきありがとうございます！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
こう - 最高すぎますー！！読んでてめちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 1c75e9ff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2021年1月9日 23時
