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レイ「つまり……私の、このフロアは一番後に作られたもののはず。
だとすれば……この部屋ができた時には外への出口は____


"既にあった"ということ。


ザックも私も…夢女もきっとそこから連れてこられたんだ……


この部屋は外で私と出会ったダニー先生が、神父様に頼んであとから作られた部屋なの。
だから1Fと繋げなかったんだと思う。


…降りてくる人を"私が一度も見ていない"のはその証拠だよ。
B2に降りるためのスイッチならこのフロアのどこにあるか覚えてるし……

それで大丈夫なはず。」




ザック「あー……よくわかんねぇけど。

お前が言うならそうなんだと思うぜ。

____行くぞ!」
レイ「……うん!」




……





今はザックが辛いピザを食べた部屋に来ている。


レイ「……。」
ザック「おいどうした?
B2に降りるためのスイッチは地下なんだろ?」

レイ「ザック、夢女……

私一人で地下に行っていい?」
ザック「!


はぁ!?
なんでだよ!!」


レイ「ここに来るのは最後になるし……
お別れも言いたいなって思って……」
ザック「なんでそれで一人で行くんだよ。」


レイ「……

見られるのが、なんだかちょっと恥ずかしい?
……からかな。」




___ドカッ

お、座った。


ザック「先に言っとくけどよぉ!!
犬はぶっ殺したからな!!


ここで見張ってやるから早く行ってこいよ!」
『いてらー。』


レイ「……うん。
すぐに帰ってくるよ。



……あ、そうだ。
爆発……

二人とも大丈夫で良かった。」

ザック「俺は焦げたんだよ…っ!!
いいから早く行け!!」
『ザックが珍しく怖がっちゃったか、』ギチチチッ
ザック「黙れ!」
『痛い痛い!!』


ザック「……ったくよぉ。」ふ。
『…優しいお顔。』
ザック「黙ってろ。」ズビシッ
『あいた。』

チョップされた。





…レイside.


階段を降りると、ザックが言ってた通り犬は細々と切り刻まれていた。


レイ「……ごめんね。
もう…縫ってあげる時間もないの。」


私は、崩れている橋の先に飛んだ。




レイ「!」

グレイ「レイチェル・ガードナーか。」
レイ「……どうして。」

ポシェットに手を入れた。


レイ「!」

拳銃がない……!?
リビングで落としたんだ…!!




グレイ「落ち着きなさい。
私はなにもお前をとって食う訳では無い。」
レイ「……じゃあなんの用なの?」


グレイ「フッ…少しお前に聞きたいことがあっただけだ。」

[第46話] 心→←.



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設定タグ:殺戮の天使 , 愛され , 全員生存エンド   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:春猫 | 作成日時:2020年12月27日 3時

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