検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:25,643 hit

. ページ17

.





エディ「もしかして魔女じゃないの…?
ボクはそう思ったよ。

ねえ?そうでしょ、レイチェル?



だからね、ボクは希望します。
どうかレイチェルを針の刑に処して!!!」




視界がぐんと上がる。
私が今までいたところ、床は全部針の山になっていた。



エディ「一思いに落ちちゃえ!
そしたらボクが今度こそ幸せにしてあげる!」
レイ「……。」


エディ「……なに?
もしかして怒ってるの?

……ご、ごめんね!
でも、でもレイチェルが悪いんだよ!」

レイ「……。」


エディ「……喋ってよ。
ボクを無視しないでよ!」
グレイ「ここまでだ。」パチン、

エディ「え!
でも、待って、まだレイチェルがボクに何も答えてくれてないよ!」
グレイ「魔女を相手にお前は心を惑わされているな、エドワード・メイソン。
魔女を受け入れようとする心、魔女を恐怖にする心が透けてみえているのだ。」
エディ「……!」

グレイ「下がりなさい。」
エディ「……」




グレイ「ああ、なんと手強い魔女だ。」
レイ「魔女では、ないわ。」
グレイ「では次の証言者よ、彼女について述べなさい。」

ダニー「___さて、くだらない証言は終わったのかな?
おや、レイチェル。
なんだか落ち着いてるね?
僕が来て安心したかい?」
グレイ「ダニエル・ディケンズ。
お前には証言する意思があるのか?」
ダニー「あぁ神父様、勿論。
だって誰もマトモに証言できていないんだからね。
僕がちゃんと彼女の魅力を語ってあげないとね。


ねぇ、レイチェル。
僕は君のことを間違ったりしないことを知ってるだろう?」
グレイ「___では、始めたまえ。」


〈証言3
ダニエル・ディケンズ〉


ダニー「……本当、こんな分かりきっていることの証言をするのは馬鹿らしいよ。
それだけ、みんなレイチェルのことを分かっていなかったってことだ。


すべては彼女と出会ったカウセリングルームの始まりだったんだ。
僕はその時、ずっと理想の瞳を探していた……

生きながらにして永遠に死んでしまった目を。


もちろん本当に死んだ目でもいいけど、やっぱり濁ってしまうからね。

でもダメだった。
所詮、普通の人間の目なんて感情や気分によってすげ変わる。
絶望が希望へ、失意が悪意へ。
…まぁ、僕の仕事上仕方ないけど。


そんな時、僕が彼女のカウセリング担当になった。」





.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
設定タグ:殺戮の天使 , 愛され , 全員生存エンド   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:春猫 | 作成日時:2020年11月27日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。