【Dr.STONE】石の世界で愛されてみませんか。1:STONE WORLD

Z=6 大樹 vs 司 ページ21

千｢テメーら三人で今すぐ逃げるか、全員で戦って司の殺人を止めるか、｣
大｢即答だー！！｣ｶｯ

大｢一緒に戦うに決まってるだろー！俺と杠と主人公を見損なうな千空！｣
千｢別に優しいお気づかいじゃねぇよ。逃がしといた方が合理的かもっつう話だ｣
杠｢うんうん、全然わかんないけど私もなにか手伝う！｣ｺｸｺｸ
千｢あ"ー分かったから少しは説明聞け、似たもん夫婦｣
『あー寂しいなあ、まさか千空くんから邪魔だと言われる日が来るとは…確かに邪魔かもしれないけどさあ？』
千｢なんで主人公までそんなに言うんだよ。邪魔なんか思う訳ないだろ。｣

大｢司がもし本当に石像を壊して人を殺してるのなら俺は絶対に__｣

司｢殺してるっていうのはうん、捉え方の問題だね｣

千.大｢｢『！！』｣｣

司｢間引いてるんだ、新しい世界のために｣


千｢(ククク…大樹や杠、主人公の前で自分の殺人を隠す気もねえ、つまり邪魔だてする奴は__)｣ｽ…

！まさか千空くん使う気なの…？

ﾊﾟﾗｯ…
大｢！｣

司くんの手から落ちたのは、、

『ｯ……』

人の顔の石の破片だった。



大｢……千空、もしもの時は杠を頼む。司は俺が止める。｣ﾀﾞｯ

『大樹くん！ダメ！！』

大樹くんは司さんの方に走っていった。
そんなのっ_

千｢(こ・の雑アタマ、ライオン素手で倒す奴相手に素手で100億%殺られんじゃねえか！)｣

勝ち目なんかない！

千｢(隠してた切り札の武器、"クロスボウ"使わせやがってｯ)｣

ﾎﾞｯ


千｢(すぐ側にブチ込んでともかく二人の動きを止める…！！)｣



ﾊﾞｼｯ…ｶﾞｯ


クロスボウの速さで矢を掴んだｯ！？

千｢！｣


ﾄﾞｶﾞｯ！

『大樹くん！！』

ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞ…

大樹くんは司さんのパンチを食らった。
ガードして直撃は避けたけど…

司｢！…俺の蹴りを受けて倒れなかった人間は初めてだ__うん、それ以前に君は今攻撃できなかったんじゃなくて"する気がなかった"どうしてだ？｣

大｢俺は人を殴らん！だが俺をいくら殴っても蹴っても構わん！
そのかわり！石像を壊すのはやめろ司！

人を殺すことは悪いことだー！！｣

…………はい？
確かにそうだよ悪いことだよ？石像を壊すのは…

でもそれは…なんかおかしくないかな大樹くん？！

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