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ｷｬｼｰ〔…え？〕
『冷たい…？
私はね、今までにないくらい腹は立ってるよ。』
ｷｬｼｰ〔やだ、ごめんなさい…
貴方を怒らせるつもりは…〕
『でも、それが二人の運命なら仕方ないと思ってるよ。
……君を許すことは出来ないけどね。』
___ｶﾁｬ、
奥に繋がる扉の鍵が開いたのだろうか。
ｷｬｼｰ〔二人はもういないのは事実。
…約束通り貴方は殺さない。
そこから扉に入って、進みなさい。〕
『どーも。』
___ｿｯ
私は扉に触れた。
……なんの音もしない。
本当に二人は…
…後は頑張るしかない。
進もう……。
私は扉をくぐった。
『うわ、不気味！
こっわ！！』
暗くて、こう…
映画で怖いところ来たら｢ｺｫｵｵｫ…｣っていう音がなりそう。
…誰も分からないか。
進めないよぉ、こんなの。
『いや、頑張れ…』
ｷｬｼｰ〔そのまま真っ直ぐよ。〕
『わぁああぁああ！？？』
ｷｬｼｰ〔な、なに！？〕
『そ、そんな急に喋りかけられたらびっくりするでしょ！？』
ｷｬｼｰ〔…そ、それは謝るわ？〕
ｷｬｼｰ〔そしたら、そこを右に曲がって。〕
ｷｬｼｰ〔そこの角の裏を見なさい。〕
キャシーはずっと道案内をしてくれていた。
…優しいのか、本当は？
『これ…扉。』
ｷｬｼｰ〔えぇ、開けなさい。〕
____ｶﾁｬ
『え…』
____ﾊﾞﾀﾝ…
…ﾚｲside.
ｻﾞｯｸ｢あった、電池…
なにに使うんだ？｣
ﾚｲ｢いいから言ったものを集めて。
針金、布…これを組み合わせる。｣
ｻﾞｯｸ｢それなんだよ。｣
ﾚｲ｢毒ガスが可燃性なら…これで火を付ければ爆発する…はず。｣
ｻﾞｯｸ｢あぁ！？
んだそれ！？死ぬじゃねえか！！｣
ﾚｲ｢…だから早くどこかに隠れよう。｣
ｻﾞｯｸ｢隠れるってどこにだよ！｣
ﾚｲ｢あの金庫の中なら！｣
____ﾁｯ、ﾁｯ、ﾁｯ…ﾁｯ
_____ﾄﾞｫｯｯｯ
ﾚｲ｢う…｣
ｻﾞｯｸ｢……くそ、あっちぃ！！
…もう出るぞ！？｣
___ｷﾞｨ…
ｻﾞｯｸ｢……マジかよ。
おい！生きてんだ！
これで出口が開いてんなら、さっさとここから出ちまうぞ。｣
___ﾊﾞﾝｯ
ｻﾞｯｸ｢やぁっとくっせぇ部屋から出られた！！
つーかあんなことになるなんてよぉ！
あいつも思ってもいなかったろうな？｣
ザックは笑ってる。
余程出られたことが嬉しいみたい…
___ﾄﾞｻｯ
ｻﾞｯｸ｢おい、しっかりしろよ！｣
ﾚｲ｢うん…
……私、役に立てた？｣
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夜ト(プロフ) - 返信ありがとうございます!楽しみにしてます!! (2020年11月6日 13時) (
レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 夜トさん» 夜トさん、コメントありがとうございます！全員ですね！ちょっと変になる可能性もあるかもしれないですが頑張ります！ (2020年11月6日 13時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - オチなんですけど大変だと思うんですが全員書いてもらえるととても嬉しいです!! (2020年11月6日 9時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - 待ってました! (2020年11月6日 9時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月6日 7時
