[第5話] ボクの美学 ページ3
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ｻﾞｯｸ｢チッ！こんな墓にすがってどーすんだ。｣
…
ﾚｲ｢"アイザック・フォスター"
連続猟奇殺人犯。｣
…夢女side.
"ﾚｲ｢壊さないで｣"
ｻﾞｯｸ｢…｣
___ﾋﾟﾀｯ
ｻﾞｯｸ｢…………あーあ…
なんかバカらしくなってきた！｣ﾎﾟｲｯ
壊さないんだ…
ｻﾞｯｸ｢…あー？
つーか俺、何してたんだっけ？
あぁ、手がかりか。
…壊すばっかでろくに見てなかったな。
…お。｣
ﾚｲ｢なに、これ。｣
ｻﾞｯｸ｢遅いんだよ！なにしてんだ！｣
ﾚｲ｢…こっちが聞きたい。｣
『レイ、生きてたんだね！！』
ﾚｲ｢！
夢女…！｣ｷﾞｭｯ
ｻﾞｯｸ｢___で？なにかあったか？｣
ﾚｲ｢設計室と資料室が右に続いてた。
資料室の先にはドアが開かなくて行けなかった。
__あと、これがあった。｣
ｻﾞｯｸ｢あぁ？｣
ﾚｲ｢履歴書。｣
ｻﾞｯｸ｢……りれきしょ？｣
ﾚｲ｢｢レイチェル・ガードナー｣
___私のことが書いてある紙。｣
『住所や生年月日、仕事をするときなどに提出する紙だよ。個人情報が載ってる。』
ｻﾞｯｸ｢んだよ、しょうもねえな。
お前のことが分かったところでそれ以上もそれ以下もねぇだろ。｣
ﾚｲ｢……あと、
アイザックって人のことを書いた紙もあった。
これはあなたの事？｣
ﾚｲ｢〈アイザック・フォスター〉
出生日不明、推定年齢20歳前後
幼少時、売買で子供を集める違法孤児院に在籍。
劣悪な環境だった施設のちに摘発されるがその時点でアイザック・フォスターは行方不明。
同時に施設の庭から多数の子供の骨が発見される。
さらに施設内では経営者である夫妻の惨殺死体も発見されている。
このふたりの死因が刃物傷であることから夫婦の殺害はアイザック・フォスターの犯行と見られる。
___それから数年後、〇〇州で起こった連続猟奇殺人事件に関与。
上半身には幼少期に負った火傷跡があり、｣
ｻﾞｯｸ｢___それで？
それを読んでテメェはどう思ったんだ？｣
ﾚｲ｢…｣
ｻﾞｯｸ｢あぁ、そうだよ。
アイザック・フォスターは俺だよ。｣
レイの喉元に鎌が向けられた。
ﾚｲ｢……どう思ったか？
別に。
これはあなたのことが書かれた紙…
それ以上でもそれ以下でもない。｣
ｻﾞｯｸ｢お前は怖くねぇのかよ、俺が。｣
ﾚｲ｢怖い？
___怖くは、ないよ。｣
ｻﾞｯｸ｢___昔、お前みたいなことを言った女がいたよ。｣
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夜ト(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年11月5日 16時) (
レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - Y.Nさん» Y.Nさん、コメントありがとうございます！応援ありがとうございます、頑張ります！ (2020年11月3日 15時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
Y.N - 毎回楽しみにしてます！！頑張ってください！応援してます〜！ (2020年11月3日 13時) (レス) id: 5efd641793 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 夜トさん» 夜トさん、コメントありがとうございます！part2もお楽しみください！ (2020年11月2日 7時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。がんばってください! (2020年11月2日 7時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月2日 1時
