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夢女と出会ったのはその数日後だった。
『どいてどいてー！！』
ｴﾃﾞｨ｢うわぁ！！？｣
___ﾄﾞﾃﾞｰﾝｯ
『いったた…』
ｴﾃﾞｨ｢痛…ぁ…誰？｣
出会いは夢女に押し倒された状態だった。
『ご、ごめんなさい！
…君は確かここの家の子だっけ？』
ｴﾃﾞｨ｢君は……？｣
『私は夢女・ルミエール！
君のお母さんと私のお母さんがお友達なんだ。』
ｴﾃﾞｨ｢あぁ…そうなの？
で、君はなんでこんなところに…｣
『あーとね、このワンちゃんが怪我してて手当しようってのと…
君とお友達になりたかったの！』
ｴﾃﾞｨ｢！｣
夢女はボクの光だった。
ボクに向けられる笑顔。言葉。声。
全てが僕を魅了した。
特に夢女の"目"がボクのお気に入りだった。
夢女はボクの欲しかった言葉をいつもくれた。
……
『これ、エディが作ったの！？』
ｴﾃﾞｨ｢う、うん…！｣
『へぇー…私、お墓のことはよく分からないし知らないけどエディはこの仕事が好きなんだね！』
ｴﾃﾞｨ｢どうして分かったの？｣
『んー…勘！』
ｴﾃﾞｨ｢勘！？｣
『うそうそ！
エディがお墓を見る目が穏やかっていうか優しい目をしてるっていうか！
…あーダメだぁ！上手く言えない！』
ｴﾃﾞｨ｢……。｣
夢女はボクと一緒にいてはいけない。
そう、思った。
『でも、私が病死とか突然死とかしたらエディのお墓に入りたい。』
ｴﾃﾞｨ｢___え？｣
『エディならきっとキレイなお墓を建ててくれるでしょう？
そして毎日お墓参りに来て、手入れしてくれそうだし。』
ｴﾃﾞｨ｢も、勿論するよ！！？｣
『まぁ、まだ100歳まで生きるつもりだけど！！』
ｴﾃﾞｨ｢……。
…あははっ、夢女ならほんとに100歳まで生きそうだね！｣
『でしょー？』
夢女をボクみたいなので汚してはいけない。
真っ白を黒く塗りつぶしてはダメだ。
…初めてボクは目の前のものを殺したくないと思った。
夢女は本当のボクを知らず、純粋なボクの記憶のままでいてほしい。
人を殺しているなんて、知られたくない。
｢エディ、また夢女ちゃんが来るわよ！｣
あのね、お母さん。
夢女のお母さんと友達でいてくれてありがとう。
じゃないと、ボクは夢女と会えなかった。
｢エディ、それはな___恋だ。｣
あのね、お父さん。
ボクにこの気持ちを気づかせてくれてありがとう。
じゃないと、ボクは夢女への気持ちが分からないままだった。
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夜ト(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年11月5日 16時) (
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春猫(プロフ) - Y.Nさん» Y.Nさん、コメントありがとうございます！応援ありがとうございます、頑張ります！ (2020年11月3日 15時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
Y.N - 毎回楽しみにしてます！！頑張ってください！応援してます〜！ (2020年11月3日 13時) (レス) id: 5efd641793 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 夜トさん» 夜トさん、コメントありがとうございます！part2もお楽しみください！ (2020年11月2日 7時) (レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。がんばってください! (2020年11月2日 7時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月2日 1時
