[第1話] 記憶を失った少女 ページ3
.
『ふぁあ…。』
｢おーい、サボってんじゃねぇぞ。新人。｣
『わかってますって、マイクさん。』
私はなりたてほかほかの記者だ。
基本的には色んなジャンルをするのだが、今は私情で知りたかったものがあって調べている途中だ。
一緒にいるのは先輩のマイクさん。
5歳年上で最近嫁さんが出来たんだとか。
……調子乗ってるなぁ。
ま、まあ！！！？
私はまだ20歳なったばかりだからこれからだし！？
マイクさんは金髪のイケメン？だと思う。少しダンディだし。
でも、お嫁さんが可愛いだとか子供ができるとか最近は煩くて困ってる。
ﾏｲｸ｢で、今は何を調べてんだ？｣
『うーん…それは少し。ここでは…』
ﾏｲｸ｢あーなるほどな。
確かにここじゃ目撃情報が多いもんな。｣
『はい、それにカラスの死体があったとか…
私、カラス飼ってみたいんですよねえ。』
ﾏｲｸ｢やっぱりお前ヤベェ奴だな。｣
『蛇とかよく分からないものを飼ってる先輩に言われたくありません。』
ﾏｲｸ｢なんだと！！？
お前なぁ、どれだけ蛇が……！｣
『…ん。
なにあれ？』
茶色の髪で、白衣を着た男性が金髪の女の子を連れている。
普段なら気にならないが今回ばかりは何か引っかかった。
…もしかして誘拐だったら？
ﾀﾞｯ
ﾏｲｸ｢お、おい！どこ行くんだよ！｣
『マイクさんは、さっさと家帰ってお嫁さんとイチャイチャしててください！
それでは今日はこの辺でお開きで！
また明日会いたくないですけどまた明日で！』
ﾏｲｸ｢一言余計なんだよ、お前はぁああ！！！｣
…
後ろをつけてみると、ビルの方に向かっている。
なんだ、あのビル…
二人は階段を降りていく。
…！？
今気づいたが、女の子は目隠しされてるじゃん！
これ絶対誘拐だ…！
助けてあげないと…
私は二人と同じくビルの中に入っていく。
『な、っっっがい階段…』
下には床が見えないほどの階段。
どれだけ降りろっていうの…？
？｢ダメじゃあないか。関係ない君が入っちゃあ…。｣
『___ッ！』
後ろ！？
いつの間に…！
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘッ
『あ゛ぁぁッ！』
スタンガン…！！
ダメだダメだ！意識を失うな…
うしなっ、ら……おわ…
？｢可哀想な獲物だこと。｣
……
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春猫(プロフ) - 夜トさん» 夜トさん、コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年11月1日 11時) (
レス) id: 04f98dae4c (このIDを非表示/違反報告)
夜ト(プロフ) - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年11月1日 11時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年10月30日 8時
