【仮面ライダー電王】街を守るヒーローに愛された際の注意事項。1 (ページ9)

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ｼｬｷﾝｯ…

赤い電王はベルトについてた剣を取り出し、イマジンを切りつけた。
よしっ…！！

？？？｢ぐあっ、き、貴様何を考えている！！
我々の使命を忘れたのか！！？｣
電王｢そんなもん最初っから覚えてねえ。さっきはへこんだが、こっちの方が面白そうだぜ。
っていうか、俺はこーゆうのがやりたくてここに来たんだよ。

相手は関係ねえ！｣

？？？｢…ハァ……。馬鹿か？｣
電王｢言っとくが、俺は最初っからクライマックスだぜ！！

ふっ！！｣

ｼﾞｬｷﾝｯ

？？？｢ぐっ…｣

すごい…！イマジンより電王が押してる…！
このままいけば勝てる…！

電王｢…へへっ。｣

[フルチャージ]

電王｢俺の必殺技…パート2。

ハアッ！！｣
？？？｢ぐああァァっ！！｣

ﾄﾞｶﾞｧｱｱﾝｯ

やった！！
イマジンは爆発し、消えた。

電王｢へっ、決まったぜ。｣

ｼｭｩｳﾝｯ

あ、変身解けた。

…良太郎side.

僕は堪らず、地面へと座った。

良太郎｢へあぁ…怖かった…｣
？｢今のが電王。ずっとなれる人、探してたんだよね。

一緒に闘おう？｣

彼女は僕に手を差し伸べていた。
僕はその手を取った。

？｢未来から侵略者が来てる。時の運行を守らなきゃ…！｣

ﾃﾚﾚﾃﾚﾚﾃﾚﾚ、ﾃﾚﾚﾃﾚﾚ…

良太郎｢え、なんて言ったの？｣

あの電車の音が聞こえた。

…夢女side.

見てしまった…

『……』

なんか変な奴と変な奴が闘ってるのも。
追いかけた彼があの変な奴だったのも。

？｢それで、君はいつまで見てるつもり？｣
『ｯひ！？』
｢あ、貴方は…！｣

う、上手いこと隠れてると思ったのに…！

『わ、私はただ彼が心配で…』
？｢そうなんだね。
でも、これは君は巻き込めない。この電車には乗せれない。この事は内緒にしてくれるかな？｣

ええ、勿論。
なんなら、今すぐUターンして家に帰りたいです。
こんなのに巻き込まれたくないし、あの化け物にも会いたくないし。

｢い、嫌です！彼女がいないと僕は行きませんからｯ。｣ｷﾞｭｯ
『はい？』

握られた両手。
…はえ？

『いやいやいや、私たち今日あったばかりですよね！？』
｢確かにそうですけど、ここまできたら何かの縁ですよね、道ずれにしますぅうう！｣
『ヤバいこと言ってるよ！！？』
？｢いいわ、オーナーには私が話をつけるわ。
いいから、二人共乗って！｣

『嫌あぁあああ！！』

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