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私は隠れた。
するとハナがやって来た。
ﾊﾅ｢夢女の馬鹿！！｣ﾍﾟﾁﾝｯ
『痛っ！！？』
ハナに怪我した右手を叩かれた。
な、なんでぇ…？
ﾊﾅ｢危ないでしょ！！｣
『ご、ごめんなさい…』
…
電王｢今更もクソもねえ…！
言ったはずだぜ、俺は最初から最後までクライマックスだってなァ…！！｣
電王｢とあっ！！｣
ｼﾞｬｷﾝｯ
電王｢はぁっ！！｣
ｼﾞｬｷﾝｯ
電王はどんどんイマジンを切りつけている。
やっぱり強いんだ…
電王｢今日の必殺技はひと味違うぜ…？
俺の必殺技…パート2、ダッシュ！！｣
ｲﾏｼﾞﾝ｢はぁああ！！｣
電王｢おりゃっ！！！｣
ｲﾏｼﾞﾝ｢ぁあああ！！｣
ﾄﾞｶﾞｧｧｧﾝｯｯ
(｢同じじゃん。｣)
電王｢へへっ。｣
『良かった……』
ﾊﾅ｢ね。｣
…
ﾅｵﾐ｢コーヒーお待たせしましたぁ。はい、どうぞー。｣
私はしぶしぶデンライナーの食堂車に乗ってる。
モモタロスと1番離れた席で。ここ重要ね。
ｵｰﾅｰ｢関心しませんねえ。｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢ん？｣
ｵｰﾅｰ｢確かに男一人オーディション行ったとしても時の運行は変わりませんが。｣
ってことは山越さんはプロになれなかったってこと？
ｵｰﾅｰ｢彼は結局オーディションを落ちて、バンドは解散したんです。ただもう一度、夢を追う決意をしました。お金じゃなく、自分の力で。
でも、それだけです。それだけ。変える意味は無い。それに戻らない時だからこそ、美しいのだろうと思いますよ。｣
ﾊﾟﾀｯ
あ、旗倒れた。
ﾅｵﾐ｢はい、ざんねーん。｣
ｵｰﾅｰ｢ま、いいですけどね。｣
オーナーは出ていった。
少し残したまま。
良太郎｢間違ってたのかな。｣
ﾊﾅ｢分かんない。でも、やっぱり変えたい時間があると思う。｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢おい、良太郎！お前ヘナチョコかと思ったが、結構頑固で根性あるじゃねえか。ええ？｣
良太郎｢そうかな。｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢なにがそうかなだコノヤロー！！ま、モモタロスっていうのはセンスねえけど。センスねえよな。
センスねえけど勝手に呼べよ。｣
良太郎｢そうするよ。モモタロス。｣
素直じゃないなあ。
ﾓﾓﾀﾛｽ｢おい。｣
『え、次私？』
ﾓﾓﾀﾛｽ｢手、大丈夫か？｣
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年8月17日 2時
