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山越｢馬鹿だったなぁ…
金でCD作ったとしても…モヤモヤはきっと消えない…
先輩…巻き込んですみません。｣
良太郎｢勝手に割り込んだのはこっちだから。｣
ﾊﾅ｢君、その日いた場所は？｣
山越｢渋谷区の…オレンジ通り。｣
ﾊﾅ｢良太郎、夢女、急ごう！
イマジンが彼の記憶を辿って過去に飛んでる！過去を変えるために…！｣
『…モモタロスに会いたくないぃぃ…』
ﾊﾅ｢分かってる！別の車両に乗っていいから！行くよ！｣
『はぁあい…』
私たちは山越さんの家から出た。
山越｢君は…｣
山越さんはきっと私が最初のときにいたのを思い出したんだろう。
でも、今はそんな時間はない。
『山越さん。』
山越｢？｣
『貴方のやったことはヒーローだと思います。』
山越｢！｣
自分よりも他人を優先。
それは難しくできる人は少ない。
彼は優しい人だ。やってることは悪かったけど。
山越｢…ありがとう！｣
『……』
私はそんな感謝を言われるほどじゃ…ないです。
良太郎｢変身！｣
良太郎…本当に1人で戦うつもりだ。
ﾊﾅ｢過去が変えられたら、時の運行が変わる…！今も未来も変わる…急がなくちゃ！｣
きっと今とイマジンは過去で暴れてるんだろう。
そして私たちがいた2007年は壊れてるんだ。
早く…終わらせなきゃ。
…2006年3月15日
2006年につき、私たちは降りて民間人を逃げさせる。
良太郎はイマジンと戦おうとしていた。
『早く逃げて！』
｢｢きゃあああ！！！｣｣
現場は謎の大爆発で人は全然聞いてくれない。
私はその中、動じずたっている人を見つけた。
早く逃げさないと…！
『貴方も早く逃げてください！』
___｢……｣
彼は動かなかった。逃げ出す素振りも慌てる様子もない。
ﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯ…
ただ聞こえたのは彼が持っている懐中時計の音。
彼は一体……
ｲﾏｼﾞﾝ｢貴様ァ…！｣
山越さんの身体から実体化したイマジンがでてきた。
山越｢ぁ、あぁあ…｣
ﾊﾅ｢良太郎！本当にバカモモなしで戦うつもり！？｣
電王｢僕のことはいいから早く彼のことを…！｣
ﾊﾅ｢え？｣
良太郎は山越さんのことを見た。
電王｢今ならオーディションに間に合うかもしれない…！｣
ﾊﾅ｢でもぉ…！！｣
電王｢僕はここからイマジンを引き離すから…行って！！｣
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年8月17日 2時
