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電王｢俺は最初から最後までクライマックスだぜ？｣
ｲﾏｼﾞﾝ｢それがどうした！｣
ｼｭﾊﾞｯ、ｼｭｯ！
イマジンは自分の蔦を振り回す。
だから、そんなのは当たんねえっつってんだろうが！！
……山越side.
ｼﾞﾘﾘﾘﾘｯ。
お金を両手に持ち、ビルから逃げた。
後は先輩がやってくれる！！
ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
あぁ！！！焦りすぎて金を落としたっ！！
｢おぉい！！！｣
山越｢ｯ！！｣
あいつらは追ってきた。
全部じゃなくてもいい！多く拾え！！
山越｢せんぱぁい！！出番です！！
…あれ？｣
先輩がいた場所には、誰もいなかった。
山越｢先輩！？｣
｢おおい！！｣
｢待てや！！！｣
追いかけてくるあいつら。
山越｢そんなぁｯ…！｣
先輩！！どこ行ったんですかぁ！！！
…電王side.
ｼﾞｬｷﾝｼﾞｬｷﾝｼﾞｬｷﾝｯ
俺はどんどんイマジンを切る。
やっぱり俺は強いぜ！！
ｲﾏｼﾞﾝ｢ぐぁぁっ。｣
電王｢もらった！俺の必殺技パート2！！｣
ｲﾏｼﾞﾝ｢くっ！！｣
行くぜ必殺技ァ！！
イマジンの方へ剣先を飛ばした。
だがイマジンは透明になって逃げた。
電王｢なにィ？？｣
透明になるなんざ聞いてねーぞ！！
電王｢クッソォ…良太郎の体、油が切れたような動きしやがる…｣
ﾊﾅ｢あいつの契約者探さないと！！！｣
契約者？
ケイ…ヤクシャ…？
電王｢あぁっ！！！｣
俺は急いで変身を解いた。
良太郎｢あいつ忘れてた！！｣
俺は急いで向かった。
ﾊﾅ｢ちょ、ちょっとぉ…！｣
…
さっきのビルには鍵が閉まってて、人の気配もなかった。
良太郎｢まさか、あいつ捕まっちまったとか…｣
(｢ねえ、なにやってんの。｣)
良太郎｢お、おおお。良太郎、起きたのか。｣
(｢また僕が寝てる間になにかしてるんだ。｣)
良太郎｢いや…ちょっと今ゴタゴタしてるから後で…｣
(｢これは僕の体なんだからね。出てってよ。｣)
良太郎はめっちゃ怒ってる。
俺は刺激しないよう何も言わずに出た。
…良太郎side.
モモタロスは言うことを聞いて、体から出ていった。
山越｢先輩…！！酷いじゃないっスか！約束したのに！｣
良太郎｢ええ…？ちょっと……｣
誰…？
｢おぉい！！！｣
｢まちやがれ！！！｣
この人の後ろから人が走ってきた。
山越｢うわぁああ…！｣
｢またお前か…！｣
目の前にいる男の人達は僕に棒を向けた。
な、なんでそんな物騒な物を…
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年8月17日 2時
