【仮面ライダー電王】街を守るヒーローに愛された際の注意事項。1 (ページ17)

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過去の世界の物を壊せば、今の世界にはない。
例えば橋。
過去の橋を壊せば、今の世界では急に橋ごと崩れ落ちるのだ。

_____2007年

街の方がどんどん壊れていってる…！
どうして…

ﾊﾅ｢始まった…。
この子にとり憑いたイマジンが事件を起こしてる…！

これをパスに入れて！
私達も過去に行くよ！イマジンを止めないと大変なことになる！｣

さっきまで静かで平和だった街は救急車や消防車のサイレンで煩くなっていた。

ﾊﾅ｢街の人も…この子も…死ぬ。｣
良太郎｢……なんだかよく分かんないけど…やらないといけないっていうのは分かった気がする。｣
『…私がやらなければならないのなら私はやるよ。よく分かんないけどね。』

勝手に大好きな街を壊されていくのは私も嫌だから。
大切な家族や友達も巻き込まれるのは嫌だから…

って言ってるけど戦わないけど私は。

ﾊﾅ｢！！
今はそれでいいから、早く！｣

ハナさんは嬉しそうな顔をしていた。
良太郎さんは鉄男さんの方をチラッと見た。
…鉄男さんは泣いていた。

良太郎さんは何かを決心した顔で言った。

良太郎｢…変身。｣

良太郎さんはあっという間に電王になった。
まだ慣れないや、私…
そのまま電王は赤いボタンを押した。

[ソールドフォーム]

？？？｢おぉっ、来た！｣

電王は赤い電王となった。
すると走っていった。

『ちょっとどこ行くのさ！』
電王｢俺、参上！｣
『いや態々ポーズ決めてる場合じゃない！』

後ろからいいタイミングにデンライナーが来るのも腹立つ！

____2004年12月24日

『こ、これで過去に来たの？』
ﾊﾅ｢ええ。｣

私たちは危険だからさっきのナオミさんがいるところに座っている。
電王は先頭で戦ってるようだ。

ｶﾞｶﾞｶﾞｯ

『きゃっ！！』

デンライナーは大きく揺れた。
窓から覗くと

『真隣にトラックがぁああ！！？
接触事故だよ、これ！！？！』

……電王side.

くっそ…！
そのままドカーンっといけばいいのに良太郎の野郎、態々安全な道を通りやがる…！
俺はブレーキをかけた。
目の前にあるビルに近づいていく。
止まれ、止まれぇっ…

ビルの前に小さなガキが泣いて座っていた。

電王｢｢危ねぇ！/危ない！｣｣

俺はデンライナーの中からバイクで飛び出した。
なんとか接触する前に助けることが出来たぜ…デンライナーもギリッギリで止まったしな。

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