【Dr.STONE】石の世界で愛されてみませんか。15:最強の武器は

Z=127 MEDUSA&PERSEUS ページ12

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千空｢(勝負はこの一瞬！
全人類を何千年も苦しめた石化装置を今、空中で奪い取る！！)｣

龍水｢はっはー！原始のストーンワールドで一歩一歩踏み上げ辿り着いた。｣

千空｢科学の近代兵器、ドローンでな！！｣



ﾋﾞﾀｱｯ
龍水｢……ｯ？;;｣
陽｢？？｣
ｶｾｷ｢オホー、どうしたの龍水。超急がないと…｣
ﾆｯｷｰ｢なんで急に止めたんだい、ドローンをさ！？｣

龍水｢…何か致命的な見落とし、当たるぜ船乗りのカンは。

誰か上手に風上を握られてるこの感覚。｣



龍水.千空｢『なんだ、この違和感___』｣




…



ｲﾊﾞﾗ｢そろそろ"投げて勝ってる"ころネ！キリサメちゃん。｣


____



ｲﾊﾞﾗ｢……｣
｢イバラ様、こいつの耳飾りですか？｣
ｲﾊﾞﾗ｢うん、そうだね〜、ありがと。｣


ｻﾞｻﾞｯ…ｻﾞｰｯ

〔海哭の崖に全員でｻﾞｰｰｯ〕


…


ｲﾊﾞﾗ｢モズちゃんね、侵入者と内通してるかもしんない。だからこれで試して__｣



____



石化装置は空高く舞い上がった。
なに、なんなのこの違和感。


千空｢("違和感"？？科学は感覚に頼らねえ。ソッコー計算しろ、使える時間はほんの一瞬…！！

キリサメの投射角がざっくり時速90kmの60度！女の身長は160cm、タマは200gで断面積は20cm²として__形はゴチャついてっから空気抵抗係数0.8。

ククク、んな弾道計算今すぐ出るわきゃねえだろが。そもそも数値が仮なんだ、調子乗んな俺。ポイント絞って概算しろ！！
届く高さ15m、着弾地点40m。俺らと連中のちょうど真ん中___


つまり、この弾道じゃどこでどう光らそうが球体の光に俺らだけを収めんのは不可能だ。正確無比に投げるキリサメのミス？？違う！
そう、最初からこの石化装置は___



偽物(フェイク)……！！！)







全員全速力、飛び込めラボに！！！｣
科学's｢｢！？｣｣
ｷﾘｻﾒ｢！？｣
ﾓｽﾞ｢！｣

あの石化装置は偽物…！！
キリサメちゃんの胸元からもう1つの石化装置が出てきた！


ｷﾘｻﾒ｢(モズ、頭首様を裏切ってなんていませんよね……！？)｣



ﾓｽﾞ｢イバラ……！！！
うっとうしい年寄りだ。殺すチャンスはまた今度かな。んー今はとりあえず俺は無関係って言い張るために、

千空って言ったっけ。君らだけは皆殺しにしとくよ。
どうせ、もともとその予定だったしさ……！！｣



《千空の予定とまるで違う有り得ない号令。
本当なら意味不明。
だが___》





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