【キミガシネ】もし愛する君と帰れたならば。1

#04 ページ16

.
夢女side.




ﾊﾟｯ

今まで暗かったのが一瞬しにして明るくなる。

ｻﾗ｢あ…電気が…｣
ｹｲｼﾞ｢ここは…広間かな…｣
Qﾀﾛｳ｢なんじゃこんなに入り口が…！？｣
ｿｳ｢どこかにパーツが…｣

ﾚｺ｢よし、探してこい男共！！｣ﾄﾞﾝｯ
『よっ姉貴！！』
ﾚｺ｢ば、バカヤロー！///｣

Qﾀﾛｳ｢いやお前さん…ここは全員でだな…｣
ﾚｺ｢あﾞん？このカンナって子を置いていけるか！？｣
Qﾀﾛｳ｢う…｣

ｻﾗ｢私は行きます。レコさん、カンナをお願いします。｣
『サラがいくなら私も行こーっと！』
ｻﾗ｢…夢女！｣


……


ｹｲｼﾞ｢ケッコー広いねー。こりゃ骨が折れる…｣
Qﾀﾛｳ｢クソッ、全員でかたまってちゃ時間ねえぜよ！｣
[72:05]
ｹｲｼﾞ｢……そうだねー…

警察式…で行こうか。二人一組で捜索するんだ。危険も少ないでしょ、ね…サラちゃん、夢女ちゃん。｣
『おや、私に聞くのですか？』
ｹｲｼﾞ｢夢女ちゃんは頭がキレそうだからねー…｣


ｻﾗ｢(信用できる相手なら…だけど。)ジョー…｣
ｼﾞｮｰ｢ワリィ。オレ、ケイジさんと行くわ。｣

ｻﾗ｢(……ジョー…？)｣


Qﾀﾛｳ｢カイっつったか？オレ達も行くぜよ。｣
ｶｲ｢え…はい…｣

この現場で1番怪しいのは明らかに大人。
ギンくんと、ジョーとサラは除外。そしてミシマさんとケイジさんも一応除外とする。職業が安心できるからね。
となると、Qタロウさんとカイさんとソウさんが怪しい。

さーて…誰と組むべきか…。


ｻﾗ｢(なら、夢女を誘おう。夢女ならきっと__)｣
ｿｳ｢えと…こっちも行く？あはは…なんだかボク達あまりモノだね…｣


そうして、ケイジさんとジョー。Qタロウさんとカイさん。ミシマさんとギンくん。ソウさんとサラのペアが決まった。

……ん？


『待って待って！？？私、余りっ！？』
ｹｲｼﾞ｢まー…そうだよねー。人数的にも一人余っちゃうし…。｣
『……』
ｻﾗ.ｼﾞｮｰ｢あ。｣
全-ｻﾗ.ｼﾞｮｰ｢？？｣


『…いいよ。別に、気にしてないもん。夢女は拗ねてないから。いいよ。今すぐ戻ってナオさん達とお留守番してるもん。』
ｻﾗ｢あーあー！ごめんってば…！拗ねないでくれ！｣
ｼﾞｮｰ｢悪かったって！別に夢女のこと嫌いになった訳じゃないんだって…｣
『いいよ…別に。』

ｹｲｼﾞ｢意外と子供っぽいのね。｣
ｼﾞｮｰ｢無視されたりハブられたりするのは嫌いですね、夢女は。そして拗ねたらめんどくさい。｣








.

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す