【キミガシネ】もし愛する君と帰れたならば。1

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夢女side.



『こらぁ！！本当に警察官なのかわからないけど急に締め付けるって何をするの！？』
ｹｲｼﾞ｢わっ！｣
ｻﾗ｢夢女おちつけ…;;｣

ﾄﾞﾑｯ
ｹｲｼﾞ｢！？｣

ケイジさんの後ろにはピンクの髪の女性がいて、ケイジさんの頭をチョップした。

？4｢私の先生に…なんてことするんですかぁー！！｣



……


ﾐｼﾏ｢はい…つまり…ゲホッ、私は高校の美術教師でしてナオさんは卒業生です。｣
ﾅｵ｢う〜……｣
[三島 和己(ミシマ カズミ)]
[絵心 奈緒(エゴコロ ナオ)]

ｹｲｼﾞ｢誘拐犯じゃなかったのか…｣
ﾅｵ｢見た目で判断しないでください！！｣
ﾐｼﾏ｢見た目…まあまあ…｣
『意外とズバッといくんだねー！ナオさん！！』
ﾐｼﾏ｢皆、混乱してるのですよ…私も震えが止まらない…！

嬉しい日だったのに…！元教え子達が｢油絵を教えてほしい｣と頼ってくれて…最後はアトリエからナオさんを送り届けるだけ…

記憶は検問(そこ)まで…起きると二人ベットの上で拘束されていた…！｣


ｻﾗ｢(私達と同じ…！！)｣
『えっ！？そんなことがあったの！！』
ﾐｼﾏ｢え、ええ…皆、等しく被害者…首元を見ればわかります。｣

ｻﾗ｢(首輪…！？いつからこんな物…！？)｣
『何…これ…』
首を触ると何かがついていた。サラをみると首輪みたいなものだった。




ﾐｼﾏ｢自己紹介、しませんか？｣





『皆、自己紹介してなかったの？』ﾎﾞｿｯ
ｻﾗ｢当たり前だ。誰が何をしたのかわからないからな。｣ﾎﾞｿｯ
ｼﾞｮｰ｢簡単に言ったらなぁ。怖いじゃねえか。｣ﾎﾞｿｯ



ﾐｼﾏ｢我々以上にこの子達はもっと怖いハズ…｣

奥にはオレンジの服の犬や猫が服に書いてある男の子と緑のバケツを被った女の子がいた。


ﾐｼﾏ｢大人が手本にならないと。｣ﾆｺｯ









『はいはーい！！！皆さん、ご注目！！』
全｢！！？｣


『私は立川夢女！！高校2年生です！まだ自分がどういう状況なのか全くもって分かっていません！ですが皆さん宜しくしてくださいね！

ここに来てしまったのは酷ですが、皆さんと出会えたのはある一つの運命…！だから宜しくお願いしまぁぁす！！』
全｢……｣



ｼｰｰﾝｯ


『あれっ！？もしかしてもっと情報が必要！？なに教えたらいいのかな？好きな食べ物とかスポーツとか将来の夢とか！？』
ｻﾗ｢バカ！！さっき言ったばかりじゃないか！｣
ｼﾞｮｰ｢そうだぞ、注意しろって！！｣









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