かわいい子には。 (ページ11)

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#初ライブ！ページ11

ライブ当日。

控え室にはいるまえに、スタッフさんに連れられてあらしさんの楽屋に入る。

相葉「お！Aちゃん、おはよう！」

「相葉くんおはようございます！」

入ったらすぐのところに相葉くんがいて、そのまままんなかのテーブルへ。

いすに座ったらすぐに説明された。

松本「MCでAのことを紹介しようと思うんだ。」

ジャニーズに、女の子が入るのは前代未聞。

それは入る時にせつめいされてたし、実際少クラにでたあと、

しんぶんにもデカデカとのってた。

だからこそ、松本くんは安心するファンだけの場で紹介してくれようとしてる。

松本「堂々としてたらいいよ。緊張しなくても大丈夫。

俺らのファンは愛情あるから。」

櫻井「…もし、Aちゃんが傷つくようなことがあったら。

その時は俺らが全力で守るから。

Aちゃんは全力で楽しんで。」

「…はい！」

＿＿＿＿＿

控え室から出てぶたいうら。

となりには原くんと蓮くん。

「蓮くん、原くん、たのしもうね！」

目黒「だね！」

原「おう！」

ライブの熱気。

かんせい。

ぜんぶがどきどきして。

はじまったらふあんとかきんちょうとか全部吹っ飛んで、

あとにはたのしさしかのこってなかった。

MCのじかん。

わきあいあいとおはなししてる。

相葉「でね、今日は先日事務所に入所したばかりの

新しいジュニアを紹介しようと思います！」

櫻井「ファンのみんなも知ってると思うけど、あの子です。」

(5人で)『A〜！』

「はーい！」

「はじめまして！中川Aです。6歳です。

尊敬する先輩はSMAPの香取くんです。よろしくお願いします！」

(わぁぁぁ〜〜！)

(パチパチ)

会場全体があたたかい空気につつまれる。

…あれ、どうしよ。

きずいたら視界がぼやけてていっぱいなみだがこぼれた。

相葉「あらら、Aちゃんどうしたの〜？」

「皆さんが、あたたかくてっ、うれ、しくてっ…泣」

大野くんが何も言わずに手をにぎにぎしてくれて、

二宮くんは背中さすさすしてくれて。

キャー！なんていうかんせいが聞こえてくるけど、

そんなのおかまいなしに、目の前にいた松本くんにマイクをもらっておはなしする。

「みなさん、ありがとうございます…！

これからも、ぜんりょくで頑張って、それ以上にたのしむので

おうえんよろしくお願いします！」

はくしゅがずっとなりひびく。

この日はわすれられない1日になった。