最終話 もう一度 ページ14
宮舘「…緊張するね。」
『…だな。』
久々の事務所。
久々の空気。
廊下ですれ違う人が、俺らのことを見て驚いている。
そりゃそうだよな。
元々痩せ体質の俺らは、しばらく運動しなかった分、痩せてるし、そもそも、活動休止中だし。
マネ「…皆さんはこちらにいるので。」
…ごめん。なんていえないぐらい、迷惑をかけたから。
みんなはどう思ってるんだろう。
勝手に裏切って消えた俺らのことを。
『…行くか。』
宮舘「うん。」
�鏑�
『…久しぶり。』
岩本「…元気、だった？」
『元気…だったよ。
…ごめん、何も言わずにいなくなって。』
そう言うと、ふっかが「顔上げて」と言った。
深澤「…言えなかったんじゃないの？
…ほら、なべは変なところで気を使うからさ。」
『…今更で遅いけど。聞いてほしい。』
そう言って、今までの話をする。
涼太が、目の前で事故にあったこと。
…そして、記憶を失ったこと。
それを見て、全部辞めたくなって、違うところで過ごしていたこと。
…でも、マネージャーに言われたこと。
涼太が自分のことを知りたいって言ったから、数日前に東京に戻ってきたこと。
全部話した。
それを言い終わった後にみんなの顔を見ると、号泣してた。
宮舘「…遅すぎるかもしれないけどさ。
もう一度、みんなのことを頼ってもいいですか…？」
向井「…もちろん泣」
目黒「俺ら、やっぱり9人じゃないとダメなんすよ。
…だから、一緒にまた歩き出しましょう。」
『…うん泣』
深澤「ほら！お腹空いたでしょ！
再会を祝して、ご飯行こう。」
向井「いいね！」
マネージャーside
騒がしいなと思って扉を開けば、いつも通りのSnowMan。
…本当に良かった。
これから先、また何か言われるかもしれない。
…けど。
もう一度。
歩き出せばきっと大丈夫。
だって今の彼らは、一つ壁を乗り越えたSnowManなのだから。
FIN
＿＿＿
ついに完結しました！
今まで閲覧してくださった皆さん、ありがとうございました！
私、ひなは、さまざまな作品を作っています。
金木犀
もしも、願いが叶うなら。
だってあなたは__だから。
拝啓、15の君へ
そちらの方もぜひ、見てください！
終わり
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←11話 不安
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ひな(プロフ) - 葵 涼翔さん» ありがとうございます！ (12月4日 9時) (
レス) id: f1ac328838 (このIDを非表示/違反報告)
葵 涼翔(プロフ) - ひなさん» 続きもすごく面白い、、、タイトルも含めて雰囲気とか、テイストがすごく好きです！ (12月3日 20時) (レス) id: e32b23911b (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 葵 涼翔さん» 返信遅くなり大変申し訳ありません💦嬉しい言葉ありがとうございます！先ほど、更新させていただきましたので、ぜひ見ていただけると嬉しいです☺️ (12月3日 11時) (レス) @page6 id: f1ac328838 (このIDを非表示/違反報告)
葵 涼翔(プロフ) - あまりにも私が好き過ぎるテイストのお話でびっくりしました、、、更新楽しみに待っています！ (11月24日 18時) (レス) @page2 id: e32b23911b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2023年11月18日 17時
