モデブの憂鬱【青葉城西】

モブ＆デブ5 ページ6

ーAー





｢あー……ここら辺に不審者出てるらしいから気をつけて帰れよお前らー｣



先生適当すぎるよ。



帰りのホームルーム。適当すぎる先生に生徒は呆れている。



『かおるちゃん帰ろー』



いつも一緒に帰っているかおるちゃんを呼び出す。といっても席が反対方向なだけだが。



｢あ！ごめんA！委員会があるから先に帰ってて！！｣


まじか。



わかったー、と返事をして玄関に向かう。



明日は土曜日か……暇だな



何をしよう？と考えてると不意にどん、と人と肩があたる



『あ、すいません』



顔を上げればピンクがかった髪の上級生。



｢あ、大丈夫です……ってあ？｣



上級生、それだけでも怖いのに。



そそくさと玄関に急ぐ。



こんなときには思う。影が薄くて良かった。



今まで生きてきてヤンチーにからまれたことないのよ私。(ﾄﾞﾔｧ



当たり前か。



靴を履いて玄関を出る。



運動部が忙しく走り回って、それが何故か私には痩せろ(運動せろ)と言っているようで。



家に帰って携帯を見るとかおるちゃんからメールが。



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明日は１日外を走り回れm9(・∀・)ビシッ!!


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あ、暇つぶしget。

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