モデブの憂鬱【青葉城西】

モブ＆デブ45 ページ47

テストは明日。学生たちの緊張が高まる前日。



それは私もかおるちゃんも例外ではなく、苦手である理科の教科書を読んでいた。



｢あれでしょ？教科書抜き出しだから覚えるだけだけどさー、暗記が一番ムズイよねー｣



『やる気なくすこと言わないでよ』



そういえば国見くんが来ていない。



いつもは朝練で早く来てるはず、っていうな今テスト勉強期間で部活ないんじゃん。



｢あー、眠り王子は告白中？｣



『リズミカルに言わないでよ。あー国見くんかっこいいしね』



まぁ断ると思うけどとかおるちゃんがつぶやいた。



そういえば国見くん、彼女いないよなー。なんでだろう？好きな人でもできたか。



なんだよ。及川さんもそんな気がするし影山くんもだし。



男子はみんな思春期真っ最中かよ。勉強しろよ。



｢(この子自分だって気づいてないわ(´^ω^`))｣



そしてチャイムがなって、授業が始まる。



｢あ、お前らー。テスト範囲変わったから言っとくなー｣




｢｢『はぁぁあああ！？』｣｣



鬼か先生( ˙-˙ )



そして次の日。




学生たちは痩せこけていた。



勉強というなの悪魔と戦い敗れたのだ。



それが最大になったのは






テスト最終日、最終科目が終わった後だった。

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