モデブの憂鬱【青葉城西】

モブ＆デブ10 ページ11

いやいやと首を振っても手は伸びてくる。



しかたない、あの方法を使うしかないのね。



『あ！あんなところに･･･UFOが！！！！』



バカか私は男子高校生がこんなのに引っかかるわけが、｢え！？どこ！？｣まじかよ。



まぁチャンスだ。




もう充分もふもふしただろ？私は思いっきりキャプテンの体を押して、痛いだろうけど地面に落とした。



｢あだ！？あっ！不審者！！｣



だから不審者じゃない。



そこから私は角を使いこなして逃げた。



変態に不審者呼ばわりされる日が来るとは思わなかったよ。



『･･･はぁ、あっつ･･･』




これ、少しは痩せたんじゃね？



いやいや期待はするな。



黒のジャージを来たのは間違いだった。



太陽の光を吸収してしまう。



あっつ。



マスクをとって



上のジャージを脱ぎ、腰に巻く。



あっつ←



誰も見てないから大丈夫だろ。



にしても危なかった。



良かったキャプテンがバカで。




『アイス買って･･･あ、かおるちゃんから怒られる』



コンビニでお茶を買って飲んだ。がぶ飲みはダメらしい。



がぶ飲みが一番美味しいのに。



少し休憩して、汗をふき、また走り出す。



ジョギングとかは趣味だったし。



え、ひとりだよ？








あっ、ぼっちとか言わないで。

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