私と人気なイケメンたちを。その後っ！

は？111 ページ34

やっっっと放課後。



なんなの。なんで今日に限ってこんなに絡んでくるの。



演技だったけど泣かれた。菅原さんに。



菅｢俺との仲はそんなだったのかよA…！！｣



どんなだよ。



貴｢…っあー、きっつ。｣



そろそろ限界な私。そんな私の目の前には



木兎さんと黒尾さん。わぁ今日も髪が素敵ですね。



黒｢っつーことで体育館行こうぜ？｣



どういう意味だ。



あっなんの話だっけ。



貴｢嫌です。今日はほんとにほっといてください｣



いつもほっといてんだろ。と木兎さん。どこがだ。



いちいち教室に来やがって。



ほんときついんだって。



気づかれないようになんとかするけど、ほんとに気づかないようで、私の手首をつかむ二人。



黒｢俺らと…いいことしねぇ？｣



貴｢どうせバレーでしょうが｣



いい声で言ってきてもオチはわかってんだよ。



寒気がしてきた。



黒「！」



黒｢あー･･･今日はやめっか｣


急に手を離す黒尾さん。木兎さんは離さない。



どうしてだ？と黒尾さんに木兎さんが質問した。


私には教えてくれないようで、耳打ちして、木兎さんが納得。



黒｢Aは今日帰れ。｣



貴｢もともとそのつもりですけど。｣






期待してなかったけど




送ってくれるっていうのはないんですね。




家は知られたくないからいいけど。

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