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1 , コンクリートに誘われて。 ページ1
｢ A、着いてきて ｣
と言われて大きな鞄を持たされた。
… どこか、いくのかな。
何か喋るような話題は何一つ無かった為終始無言で母の姿を追いかける。
足を進める度に地面はジャリジャリと小石がぶつかり合って擦れる音がする。
母の足元も同様に同じ音が。
この音が止んだ為目的地についたと認識し顔を上げた。
待っていたのは私を表すかのような無機質なコンクリート製の建物が1つ。
「 ここ、どこ 」
と呟くと同時に母は口を開いてこう言った。
「 今日からここがAの家。 これからずっとここで暮らして。 」
私の性格が枷だったんだろう。にしても急すぎる。……まぁ、こうなることは百も承知の上。
私は何も応えることをせずドアノブに手をかけた。
鉄製だからか、ドアノブに冷たさを感じた。それと同時に鉄臭さも。
扉を開けて中に入る。
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ちぢみのちんみ(プロフ) - コメントありがとうございます！只今修正致しましたっ！他の作品も立ってるかもしれないので確認してきます！指摘感謝です！ (2022年6月18日 16時) (
レス) id: 9006ac5efa (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 9時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぢみのちんみ(。) | 作成日時：2022年6月14日 7時
