いわく(テテ)つき物件

38 大事件 ページ39

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体が思いっきり前に飛ばされ、

膝から転んでしまった。









痛っ








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と、次の瞬間









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キャップを深く被った黒ずくめの男が急に目の前に現れ、








地面に肩を押さえつけられた。









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「きゃーーー！やめてぇぇぇぇえええ！！」





ブチブチッ





シャツの前のボタンが弾け飛ぶ音がした_____








『A？？！！！！』


「テヒョンっ！！！」




『おいっ！なにやってんだ！！！』




男は、私の服を捲り上げ、下着をも取ろうとしてくる








「やだっ！！！やめてーーー！！！！」



『お前ーーなにやってんだよ！！！やめろってーーー！！』





テヒョンが男を引きはがそうとも、


すり抜けてどうすることもできない_____









「やだっ誰かーーーー！！！！誰か助け」





バシンッ









…









頰を思いっきり叩かれた。



首がもげるかと思うくらいに強い力で、



口の中は切れてしまったみたいだ……。







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「……ぅっ………ぅっ……ぅぅ」






馬乗りされてるからびくともしないし、


口を押さえつけられて、声も発することができない。








『たのむからっ……やめてくれっ……』






テヒョン、お願い、見ないで________








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" おい！なにしてんだーー！！！"





遠くの方から、人の声がして






男は逃げていった__________









" 大丈夫ですか？！ "





「ぅっ………うっ………ううう」







視界はぼやけるし、体がズタズタで何が何だかわからない



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