8 私達の変化、そして恋を知らない君 ページ8
「ただいまー」
『おかえり〜』
同居を初めてあっという間に1ヶ月が経ち、
私達の関係も変わって来たようだ。
「テヒョンー今日こっちも雨降った?」
『セーフだったよ。洗濯物干していって正解だったね!』
彼はとても人懐っこくて、人の心を開くのがとても上手い。
きっと友達もたくさんいたんだろうな
「あ〜疲れた〜何この疲労感。今日はずっと家にいたの?」
『今日はちょっと散歩してたよ〜』
「ふーん、てか好きに出歩けるの?」
『拠点から1キロ以内は自由に歩き回れるよ』
「へ〜そっちの世界も意外と制限されるもんなんだね」
幽霊と暮らす生活なんて、いつ考えても笑える。
こんな風に意思疎通しながら暮らしてる自分って
「テヒョンってさ、当時は相当モテたんじゃない?」
『まぁね』
「でしょうね。その顔だもんね〜
バレンタインとかたくさんもらった?」
『そんなに多くないよ、最高で12個とか?』
「えーすごっ」
『でね、せっかくもらったしで全部食べたの、
そしたら鼻血が止まらなくなって救急車で運ばれたwww』
「はぁーー??wwそんな人初めて聞いたw」
『俺の武勇伝☆』
「それって武勇伝ではないよね?w」
『ちがうか、伝説か?』
wwww
テヒョンは四次元というか、天然?
独特のスタイルを持っている。
「じゃあ彼女もいっぱいいた?」
『うん、両手ぐらいかな?』
「えーその若さで?めちゃくちゃチャラい」
『うーん、断る理由もないからみんなと付き合ってあげてた。
でもふられるんだよねーw』
「なにそれ」
『きっと期待値が高すぎて、
付き合ったらガッカリされたんだと思うよ。
あと別れる時に私のこと好きだった?って言われる』
「テヒョンの愛が感じられなかったんだね」
『うん〜みんなのこと全然嫌いじゃなかったのになー』
「人のこと本気で好きになったことある?」
『みんなのこと好きだったんだけどな……
正直、恋愛感情ってよくわからないや』
人を好きになる気持ちがわからないまま
死んでしまったのか…
なんて切ない話。
『Aも俺のこと好きになっちゃいそ?』
「何言ってんのw誰が幽霊なんて」
『そうだよね〜』
でもわかる、確かにテヒョンは
うっとりするくらいかっこいい。
横顔なんてもう、鼻筋が通っててかっこいいのなんのって。
『相思相愛って憧れるな〜』
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果敢な姉妹(プロフ) - そると。さん» ありがとうございますー!!!嬉しいですっ(//∇//)! (2018年7月29日 8時) (レス) id: 3879bd508f (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - 最高に面白い!やばい本当に面白いです! (2018年7月28日 17時) (レス) id: ae8b2b178d (このIDを非表示/違反報告)
果敢な姉妹(プロフ) - ぐぅたんさん» 初めまして!嬉しいです(^^)ありがとうございます!!あっ!ほんとですねヽ( ̄д ̄;)ノ訂正しました汗教えてくださりありがとうございます(^◇^)! (2018年1月13日 1時) (レス) id: 3879bd508f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅたん - 初めまして!深くいい話ですね!お気に入りです!あと、25話の名前の所「はるか」になっていました!一応報告させていただきます (2018年1月11日 22時) (レス) id: 0f10f01c20 (このIDを非表示/違反報告)
果敢な姉妹(プロフ) - ねこみみさん» 初めまして!コメントありがとうございます(o^^o)そして嬉しすぎるお言葉を…初めてと言っていただけるなんて感激です( i _ i )こちらこそ最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!続編もよろしくお願いします(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年9月10日 15時) (レス) id: 6eeded53e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:果敢な姉妹 | 作成日時:2017年7月2日 1時