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タクシーを呼んで、三人で姉ちゃんの家に入る。
興味津々でキョロキョロする照にぃ…俺んちに来るときにこのマンションには入ったことあるけど、姉ちゃんの部屋は初めてやもんね。間取りは一緒やし、ところどころ俺の部屋と同じもんが置いてあったりするけど…やっぱ女子の部屋やねんな。
最近は忙しくさせてもらっとって、ほとんど帰るだけ状態になっとったからこの部屋はめちゃめちゃきれい。やから部屋に照にぃ入れるの、姉ちゃんＯＫが出たと思うんやけど。
照にぃにはリビングのソファーに座ってもらって。姉ちゃんにはその向かいのソファーに。
俺は勝手知ったる台所で飲み物だけ用意してリビングに向かう。会話はない。下を向いて涙をこぼす姉ちゃんと、それを心配そうに見つめる照にぃ。
向「はい、照にぃ、ココア」
岩「あ、ありがとう」
向「姉ちゃんも。カフェラテやで。とりあえず一口飲み？」
A「……」
テーブルの上ではなく、手に直接持たせると、こく、と一口。
ちょっとだけ、安心する。
向「…改めてやけど…ごめんな、さっきの画像…見せたらあかんかったんやな」
A「SixTONESのメンバーは…いい…すっぴんも寝顔も見られとるし…」
岩「は？」
向「そうなんや…」
A「やけど…」
一瞬照にぃの顔が怖くなったでー！！あれは完全にやきもちやでー！！！
向「姉ちゃん…もう、言ってまったら」
A「…」
向「照にぃも…もうわかっとんのやろ？」
岩「…」
沈黙、かい。
ふう。とひとつため息をついて。リビングの隣…ダイニングテーブルに腰掛ける。見える位置やけどちょっと距離あるから。二人の空間やろ？
.
岩「…さっきの」
.
しばらく…５分くらいかな、そうしてて。
やっと、やぁっと、照にぃが口を開いた。
.
岩「さっきの、ですけど」
A「……はい」
岩「俺だけには見せたくなかったって、どういうことですか」
A「……えっと」
岩「俺だけには、あんなダサいとこ見られたくなかったって、言ってましたよね。なんでですか」
A「……その……」
岩「俺、勘違いしてたらすみません」
A「え？」
岩「俺の勘違いだったら振ってください。けど、たぶん、大丈夫ですよね」
A「なにが…」
.
.
岩「俺、Aちゃんのことが好きです」
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ゆう(プロフ) - お疲れ様です。クイズ申し込む前にこっちを読み始めてしまいました。仕事の昼休み中に読んでるのですが、「そうめんに集中するから、独り言でどうぞ」に笑っちゃいました〜。午後も頑張れそうです。 (10月16日 13時) (
レス) @page10 id: ea951581be (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - ハァーン💛ここのひーくん好きー！ヤキモチ妬いて拗ねてるひーくん、可愛いー💛 (10月15日 9時) (レス) @page19 id: b19d2edb84 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - パスありがとうございます！コージくんの弟感がたまらなく可愛くて、照にぃの告白は男からっていう男らしさがあって、楠ちゃんとは違う関係性できゅんっとしながら読ませて頂きました。これからも更新を楽しみにしています！ (9月26日 20時) (レス) id: 44860552fb (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - パスありがとうございます✨面白くて続編希望したいです! (9月26日 16時) (レス) @page18 id: f6ab9f70c2 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ひぃくん！！！！！ほんとに照にぃですね( ≧∀≦)ノ！！最高です！！！ (9月15日 2時) (レス) @page18 id: 98d668f779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年8月17日 13時
