【ハイキュー】時間のあるうちに…信じて

時間31 ページ31

徹と二人で学校への道を歩く





いつも歩いてる道なのに








なぜか少し心がポカポカしていた









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及川「Aちゃん…本当にいいの？」









貴方「…うん…」









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『徹…お願いがあるの……このこと、皆には言わないで？』









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皆に言うつもりはない









なんか可哀想な少女を演じてるみたいだから









だけど









岩ちゃんには…信じてもらいたい









矛盾する気持ちをどうすればいいか









考える時間は私にはない









及川「岩ちゃんは…岩ちゃんは信じてくれると思うよ？」









徹は私の心を悟ったように言った









そんなことわかってる









岩ちゃんは、そういう人だ









優しくて、頼れて、男前で、かっこよくて









そんな岩ちゃんが大好きだった









『いーわちゃんっ！』






『おわっ！んだよ！』







『岩ちゃん！大好き！』







『///…俺…も…』









・









・









楽しかった思い出が蘇る








貴方「…ッ…」








及川「Aちゃん？大丈夫？」








貴方「あ、ご、ごめん」









もうあの日には戻れない









そんな現実に目を背けたくなる









及川「あ、ついたよ」









貴方「うん、じゃあ行こっか」









重たい扉が









いつもより軽い気がしたのは









徹のおかげ…かな？









貴方「おはようございまーす」









及川「おっはよー☆」









花巻「お？二人で仲良く登校か？」




松川「お前ら…そういう関係…⁈」





及川「いやいやいや！違うから！てかAちゃんの顔がめっちゃ嫌そうな顔してるから！」







貴方「吐き気がするからやめよう、その冗談」






花巻「すまん」



松川「ごめん」






及川「なんか虚しい」←









はぁ…









いつになったらまた仲良く話せるの？









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岩ちゃん…

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