【ハイキュー】時間のあるうちに…信じて

時間30 ページ30

私の問いに徹は









及川「"すんません、わざわざ来てもらって"ってとこから…」









貴方「最初っからじゃねーかよ！」←






及川「」←









という茶番はおいといて←









貴方「それでお主は全てを知ってしまった…ということじゃな？」←









及川「そういうことでやんす」←









いや〜、やばいな









岩ちゃんに信じてもらいたい









とかはいずれ言うつもりだったからいいんだけども









私の過去と、病気のことはちゃんとしたときに話そうと思ってたんだけどな〜









まぁ、話すつもりあんまなかったけど←









及川「あのさ…俺、今までAにめちゃめちゃ悪いことしてたじゃん？…許してもらえるなんて思ってないけど、それなりのことはしたいなって思ってて…」









ボソボソ話す徹に「乙女か」ってツッコミたかったが









真剣な顔をしていたからやめておいた









こんな私でも









結構嬉しかったりしてる









岩ちゃんではなかったけど









徹に信じてもらえて









たぶん今回は、前とは違って口だけじゃないことがなんとなくわかった









貴方「もういいよ、徹」









及川「！…で、でも」









貴方「もう！面倒くさいなー、いいってば！w」








及川「Aーーーー！」








そう叫んだ徹は、私に思いっきり抱きついてきた









いつもなら殴るけど、精神的にダメだった今の私は









ちょっぴり嬉しかったりもした









及川「A…本当…ごめん……でも！これからは、トビオだけじゃなくて、俺もいるから」









貴方「それはそれは、頼りがいのあること」









そう言って私は徹にばれないように









一滴だけ、涙を流した









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