【ハイキュー】時間のあるうちに…信じて

時間25 ページ25

私の心には









深い深い傷が残った









なんで？









なんで私だけ生きてるの？









なんのために私から大切なものを奪った？









そんな感情が渦巻いて









私は精神状態が悪化していった









自分で命をたとうと思ったこともあった









でもそんなとき









親戚から"こっち"にこないかと言われた









行きたくなんてなかったよ？









でもこれ以上周りに迷惑をかけるのもどうかと思った









それに私そんなに精神弱くないしね☆←









親の分まで生きてやるって思ったのよ☆←









超ポジティブでしょ？









だから私は"こっち"にきた









宮城にね









そこで私はまた生きようって思えることを見つけた









それが北川第一のバレーボール部だった









岩ちゃんのプレーには力強さを感じて









すごく綺麗だな









なんて思った









私はこの人たちの役に立てるように頑張ろう









"役に立てるように…"









それからは親戚に迷惑をかけたくなかったので









すぐに一人暮らしをはじめた









そりゃーもう









寂しくて寂しくて









毎晩と言っていいほど









両親を想って泣いた









けど朝になれば









君たちのバレーを見れた









すごく心がポカポカなるのがわかった









久しぶりに感じたそれは









安心だということがわかった









君たちのためなら私はなんでもする









そう思えたんだ









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